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Camera Rig Rail アクタを使用して、カメラをレールに取り付けて移動させることにより、フライスルー、360 度、またはその他の移動ショットを作成できます。レールのパスは、スプライン コンポーネント を使用して定義でき、シーケンサでは、常にカメラが配置されているレールに沿った位置にキーフレームを設定できます。
この操作ガイドでは、接続されたカメラがキャラクターに焦点を合わせ続ける 360 度のレールを作成します。
手順
この操作ガイドでは、スターターコンテンツ が付いている 「ブループリントのサードパーソン テンプレート」 プロジェクトを使用しています。
プロジェクトの [Cinematic (シネマティック)] タブの [Place Actors] パネルで、Camera Rig Rail アセットをレベルにドラッグします。
また、[Cinematic (シネマティック)] タブの下の [Place Actors] パネルから、Cine Camera アクタ をドラッグします。
World Outliner (アウトライナー)] で、「CineCameraActor」 を 「CameraRig_Rail」 にドラッグアンドドロップしてアタッチします。
「CineCameraActor」 の [Details (詳細)] パネルで、[Location (位置)] の XYZ を 「0、0、60」 に設定します。
これにより、撮影用にカメラが地面からわずかに浮かんだ位置に設定されます。
レベルで 「CameraRigRail」 を選択し、終点を選択して移動して、レールがキャラクターの左側に移動するようにします。
終点を選択したまま、[Alt] キーを押しながら、下図のように別のポイントをドラッグします。
赤いタンジェントを選択して移動し、レールを曲げて曲線形状を作成します。
[Alt] キーを押しながら追加のポイントをドラッグし、キャラクターの周りに円の形を形成するまでタンジェントを調整します。
メイン ツールバーの [Cinematics (シネマティックス)] をクリックし、[Add Level Sequence (レベル シーケンスを追加)] を選択します。
レベルで Camera Rig Rail と Cine Camera アクタ を選択し、[Track] ボタンをクリックして両方をシーケンサに追加します。
「CineCameraActor」で、現在の [Transform] にキーを追加します。
「CameraRig_Rail」で、[+ Track] ボタンをクリックし、[Current Position on Rail (レール上の現在位置)] と初期値のキーフレームを追加します。
この値は、接続されたカメラの位置を表します。「0」 はレールの始点、「1」 はレールの終点です。
タイムライン マーカーをシーケンスの最後に移動します (フレーム 150)。
[Camera Rig Rail] を選択した状態で、[Details] パネルで、[Current Position on Rail (レール上の現在位置)] を 「1.0」 に設定し、キーフレームを追加します。
Cine Camera アクタ の設定は、Z オフセットを 「45.0」 にして、「ThirdPersonCharacter」 を選択し、[Enable Look at Tracking] にチェックを入れます。
ここでは、[Actor to Track (追跡するアクタ)] の位置を常に追跡するようにカメラを設定しています。この場合は 「ThirdPersonCharacter」 です。[Viewport (ビューポート)] を Camera Cut トラック にロックしてから、プレビューの [Play (プレイ)] ボタンをクリックします。
最終結果
カメラがキャラクターの周りを 360 度パンする、以下のようなものが出来上がるはずです。
また、Camera Rig Rail をゲーム レベルのフライスルーとして使用したり、レベルで重要なものをハイライトしたりすることもできます。
シーケンサで Camera Rig Rail アセットを操作する際に、この操作ガイドの手順のいくつかを自動化できる高度な方法もあります。詳細については、「Workflow Shortcuts」セクションを参照してください。