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シネマティック シーケンスを作る場合、シーン内でキャラクターを動かしたり、何らかのアニメーションを実行させたいことがあるでしょう。 シーケンサー では、Skeletal Mesh アクタをレベル シーケンスに追加してから、アニメーションのサブトラックを追加し、アクタに行わせたいアニメーションを指定することでこれが行われます。 プロパティのトラックを既存のプロパティのトラックにドラッグ&ドロップすることで、アニメーション (およびプロパティ値) のクロスフェードとブレンドを自動的に行うことができます。 これを行う場合、自動ブレンドが適用されます。これは、イージング プロパティを使って、または、独自のカスタム カーブ アセットを定義することで微調整することができます。
このガイドでは、キャラクターの歩行からジャンプへ、そして再び歩行へと戻り、ブレンドするアニメーション シーケンスのサンプルを作成します。
ステップ
ここでは Starter Content Enabled (スターター コンテンツを有効にした状態) で Blueprint Third Person Template プロジェクトを使います。
プロジェクト内で、メイン ツールバー から [Cinematics (シネマティックス)] ボタンをクリックし、[Add Level Sequence (レベル シーケンスを追加)] をクリックします。
コンテンツ ブラウザ の Content/Mannequin/Character/Mesh で SK_Mannequin をレベルにドラッグします。
[SK_Mannequin] アセットを選択したままの状態で、シーケンサーで [Track] ボタンをクリックして、レベル シーケンスに追加します。
新規スケルタルメッシュ トラック上で [Animation] ボタンをクリックして ThirdPersonWalk アニメーションを割り当てます。
タイムラインを 30 までスクラブして、[Animation] ボタンをクリックし、ThirdPersonJump_Start アニメーションを追加します。
トラック ウィンドウの ThirdPersonJump_Start アニメーションを左クリックして、フレーム 25 に戻って ThirdPersonWalk にドラッグします。
タイムライン上でアニメーションをドラッグする場合、負の数字はタイムラインで戻るフレーム数を示し、正の数は、タイムラインで前方に進むフレーム数を示します。
フレーム 39 に、ThirdPersonJump_Loop を追加し、それを ThirPersonJump_start に後方にドラッグし、フレーム 34 からクロスフェードさせます。
ThirdPersonJump_End アニメーションを追加し、それを 2 フレームでクロスフェードさせます。
ThirdPersonWalk を追加し、それを 3 フレームでクロスフェードさせます。
いずれかのクロスフェードの開始地点で、上の三角アイコンを右クリックして、[Easing Curve] オプションを表示させます。
[Options] セクションで、必要な Easing オプションを選択して、カーブをどのように操作するかを定義します。
または、[Method] を [Curve Asset] に変更することができます。
これを行う場合、[Option] セクションで、どのカスタム Curve アセットを使用するかを定義することができます。
ブレンドを見るにはシーケンスのタイムラインをスクラブするか、[Preview Play] ボタンをクリックします。
最終結果
シーケンスは複数のアニメーションを持つスケルタルメッシュを含むようになります。利用可能なイージング オプションを使ってブレンドを調整し、アニメーション間で滑らかにブレンドします。
ウェイト値でブレンドする
アニメーションのブレンドのもうひとつの方法として、アニメーション トラックで [Weight] サブトラックを使うやり方があります。
以下ではウェイト値 1.0 のアニメーションと、 0.0 のもうひとつのアニメーションがあります。
次にタイムラインを前方にスクラブし、それぞれのウェイト値を逆にして 2 つの値の間で補間してアニメーションをブレンドさせます。
プロパティ値をブレンドする
ブレンドはアニメーションだけに限定されません。2D/3D トランスフォーム、ベクター、色、浮動小数点も自動的にブレンドされます。
デフォルトでトランスフォーム、ベクター、色、および類似のトラックは [Infinite] に設定されます。つまり、プロパティ値はシーケンス全体で持続性があります。 このオプションをオフにしてプロパティ セクション を使用することで、こうしたセクションをブレンドすることができます。以下の動画では、このガイドに類似したやり方を用いてシーケンサー内でライトの色を一定時間ブレンドしました。