アクタの選択

レベルエディタのビューポートでアクタを選択するために利用可能な方法の概要

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アクタの選択は単純な操作ですが、レベル編集プロセスで重要な部分です。作業を行いたいアクタを迅速かつ容易に選択できる機能があれば、生産性が高まりデザイン プロセスがはかどります。

アクタやアクタをグループ単位で選択する方法は数多くあります。以下がその詳細です。

単純な選択

アクタ選択の最も基本的な方法は、ビューポート内のアクタ上で 左クリック するやり方です。アクタ上でクリックすると、現在選択中のアクタの選択を解除して代わりに新しいアクタを選択します。新しい (まだ選択されていない) アクタ上でクリックしながら、 [Ctrl] キーを押すと、その新しいアクタが選択に追加されます。選択済みのアクタ上でクリックしながら、 [Ctrl] キーを押すと、そのアクタは選択から取り除かれます。

これは少数のアクタを選択する場合や、マップ全体にいくつかのアクタが分散している場合に便利です。しかし、大量のアクタを選択するのには処理が遅く面倒な作業になります。

LE_SelectedActors.png

複数のアクタを選択すると、それを 1 つのグループとして移動したり、 [Details (詳細)] パネルでそのプロパティを修正したりすることができます。

複数のアクタを選択している場合、選択や操作が簡単にできるようにグループに追加することができます。アクタのグループ化についての詳細は「 アクタのグループ化 」を参照してください。

ワールド アウトライナーで選択を行う

ワールド アウトライナー はレベル内にある全アクタのリストを含む Unreal Editor にあるパネルです。ビューポートで作業するのと同じようにリスト内の個々のアクタを選択したり、選択を解除することができます。さらに、アクタを範囲選択するには、1 つのアクタをクリックし、 [Shift] キーを押しながら、別のアクタをクリックすることで、この 2 つのアクタとリスト内でその間にあるアクタのすべてを選択することができます。

ワールド アウトライナー でアクタを選択すると、ビューポートでもそれを選択することになります。逆にビューポートでアクタを選択すると、ワールド アウトライナーでも選択することになります。

マーキー選択

マーキー選択はビューポート内の一部のエリア内でアクタのグループを迅速に選択または選択解除する方法です。この選択方法では、複数のキーを組み合わせて押して、マウスをドラッグし、指定枠を定義します。指定枠内にあるアクタはすべて、押されているキーの組み合わせとマウスのドラッグ中に押されているマウスボタンにしたがって、選択または選択解除されます。

Select_Marquee.png

以下の表は、マーキー選択で使えるキーボードの組み合わせです。

キーボードのショートカット

アクション

マウスの左ボタン (LMB)

現在選択されているものを、ボックス内に含まれるアクタに追加します。

Shift + LMB

ボックスに含まれるアクタを、現在の選択に追加します。

Ctrl+Alt+LMB

ボックスで選択されているアクタを、現在の選択から取り除きます。

高度な選択技術

クラス、アセットの種類、マテリアルなど特定のものを共有するアクタを選択することができます。選択オプションを見るには、選択したアクタを 右クリック し、 Select をクリックします。コンテキスト メニューにオプションのリストが表示されます。

[Select] コンテキスト メニューで利用できるオプションは、選択されているものに応じて変わります。例えば、スタティックメッシュを選択している場合は、ブループリントを選択している場合とは異なるオプションが表示されます。

Select by Asset

関連するアクタを選択する以外に、 [Select] コンテキスト メニューでは以下のこともできます。

  • 現在の選択を反転するには、 [Invert Selection (選択項目の反転)] をクリックします (つまり、選択中のものをすべて選択解除し、選択されていないものをすべて選択します)。

  • アクタに影響を与えるライトを選択するには、 Select Relevant Lights をクリックします。

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