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カーブエディタ では、 ディストリビューション を使用したプロパティなど、時間の経過とともに変化するプロパティも細かく制御できます。カーブエディタは、現在、 マチネ および カスケード パーティクル システム エディタで使用されています。
現在使用しているカーブ エディタは、Unreal Editor の他の大部分のエディタのようなスタンドアロン エディタではなく、他のエディタ内にドッキング可能なペインとして使用されます。そのため、カーブ エディタはマチネやカスケードのエディタ ウィンドウなどにあるエディタ ウィンドウのインターフェースから開きます。
レイアウト
カーブ エディタ エリアの構成は以下の通りです。
ツールバー
アイコン |
説明 |
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グラフを表示トラックに水平に合わせます。 |
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グラフを表示トラックに垂直に合わせます。 |
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グラフを現在の表示トラックのすべてのポイントに水平および垂直に合わせます。 |
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グラフを現在表示中のトラックの選択したポイントに水平および垂直方向に合わせます。 |
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カーブ エディタを Pan/Edit モードにします。 |
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カーブ エディタを Zoom モードにします。 |
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選択キーに対する InterpMode を Auto-curve モードに設定します。接線は最適曲率で回転できますが、オーバーシュートする場合もあります。 |
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選択キーに対する InterpMode を Auto-curve モードに設定します。ロックされたフラット接線です。 |
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選択キーに対する InterpMode を User Curve モードに設定します。ロックされた、ユーザーが修正した接線です。 |
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選択キーに対する InterpMode を Curve Break モードに設定します。イン接線とアウト接線を分けます。 |
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選択キーに対する InterpMode を Linear モードに設定します。 |
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選択キーに対する InterpMode を Constant モードに設定します。 |
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選択キーの接線を水平方向にフラットに設定します。 |
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選択キーの接線が折れた時、直線にします。 |
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すべてのキーの接線の表示を切り替えます。 |
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新規タブを作成します。 |
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現在のタブを削除します。 |
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複数のタブを作成する場合、現在のタブを選択できるようになります。 |
トラックリスト
トラックリストは現在のタブに読み込まれているカーブ トラックを全て表示します。トラックは通常、マチネのトラック、またはカスケードのモジュールに関連付けられているボタンを押すと、カーブ エディタ外に読み込まれます。
トラックリストの各トラックは、トラックの個々のカーブの表示切替えボタンおよび全体の表示切り替えボタンに加えて、トラックに関連付けられているプロパティ名を表示します。個々のカーブ表示切替えボタンはベクターのコンポーネントに対応して、X は赤、Y は緑、Z は青と色分けされています。赤はスカラー単精度浮動小数点値にも使用されます。VectorUniformDistribution の場合、明るめと暗めの色の 2 種類のカーブになります。
トラックリストのトラック上を 右クリック すると、トラックリストのコンテキスト メニューが表示されます。
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Remove Curve - カーブ エディタから現在のトラックを取り除きます。
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Remove All Curves - カーブ エディタに読み込まれた全てのトラックを全てのタブからクリアします。
グラフ トラック
グラフは、カーブ エディタのインターフェースの大部分を占めます。グラフは、水平軸の時間 (入力値) と垂直軸のプロパティ値 (出力値) のカーブをグラフィカルに表したものです。カーブに沿ったキーは、選択してカーブを視覚的に編集するために操作する点として表示されます。
グラフで 右クリック するとコンテキスト メニューが表示されます。
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Scale All Times - 表示トラックの全ての点の時間値をスケーリングします。水平方向にスケーリングなど。
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Scale All Values - 表示トラックの全ての点の値をスケーリングします。垂直方向にスケーリングなど。
カーブ上の点を 右クリック すると点のコンテキスト メニューが表示されます。
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Set Time - 点の時間を手動で設定できます。
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Set Value - 点の値を手動で設定できます。
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Delete - 選択した点を削除します。
制御
マウスの操作
Pan/Edit モードの場合は以下の通りです。
左クリック + 背景でドラッグ |
ビューをパンします。 |
マウス スクロール |
/アウトします。 |
キー上で左マウスボタン |
点を選択します。 |
点上で Ctrl + 左クリック |
点の選択を切り替えます。 |
カーブ上で Ctrl + 左クリック |
クリック位置にキーを追加します。 |
Ctrl + 左クリック + ドラッグ |
現在の選択を移動します。 |
Ctrl + Alt + マウスの左ボタンでドラッグ |
ボックスを選択します。 |
Ctrl + Alt + Shift + 左クリック + ドラッグ |
ボックスを選択します (現在の選択に追加します)。 |
Zoom モードの場合は以下の通りです。
左クリック + ドラッグ |
Y 軸をズームします。 |
右クリック + ドラッグ |
X 軸をズームします。 |
左クリック + 右クリック + ドラッグ |
X 軸と Y 軸をズームします。 |
キーボードの操作
Pan/Edit モードの場合は以下の通りです。
Delete |
選択した点を削除します。 |
Z |
押下中はズームになります。 |
ホットキー
Ctrl + Z |
元に戻す |
Ctrl + Y |
やり直し |
注意: カーブ エディタの中には、元に戻す/やり直しに対応していないツールやアクションもあります。
タブ
カーブ エディタのタブでトラックを整理できます。 ボタンを押すと、簡単にタブを新規作成できます。新規タブにトラックをいくつでも入れて名前を付けることができます。
複数のエミッタで構成されているパーティクル システムを使う場合に便利です。複数の Lifetime モジュールのカーブ データをカーブ エディタに送ると非常に混乱する場合があります。なぜなら、1 つのモジュールが選択されていたり、モジュールの色が異なる場合を除いて明確な違いがないからです。
これを避けるために何度もトラックを追加、削除することは、非常に非効率的です。各エミッタ用にタブを作成しておけば、トラックを分けて簡単に特定可能であり、間違ったエミッタのトラックを誤って編集しないようにします。
補間モード
補間モード ボタンはカーブ上の各点が次の点へ到達するために使用する方法を制御します。カーブ モード ([Auto]、[User]、または [Break]) のいずれかを使用している場合、白いハンドルが表れ、これをクリックおよびドラッグすることで、ポイント間のカーブをより柔軟に操作できます。Auto カーブ モードでキーを選択し、白いハンドルでその接線を調節した場合、自動的に User カーブ モードに移行します。
以下は利用可能な補間モードです。
-
Auto
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Auto Clamped
-
User
-
Break
-
Linear
-
Constant