プレイ イン エディタ (PIE) の設定

プレイ イン機能のウィンドウ サイズとその他のオプションを設定します。

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[Play (プレイ)] 設定パネルは 2 通りの方法で開くことができます。

  • [Edit (編集)] > [Editor Preferences (エディタの環境設定)] をクリックして [Play] 設定を開きます。

    次に、[Editor Preferences] ウィンドウの [Play] を選択します。

    PIE Setting from Preferences

  • または、 [Play] ドロップダウン メニューから [Advanced Settings (詳細設定)] をクリックします。

    PIE Settings from Play Button Menu

Play In Editor (プレイ イン エディタ)

Play In Editor 設定ではセッション中のさまざまな動作を変更することができます。これらの設定は、 レベル ビューポート に表示される PIE セッションだけに適用されます。 そのため、デフォルトのウィンドウ サイズは設定しません。

設定

説明

Game Gets Mouse Control (ゲームでマウス コントロールを取得)

PIE を開始した際にマウスでゲームを制御できます。

Use Mouse for Touch (タッチにマウスを使用)

PIE 時にマウスの動きとクリックをタッチ イベントとして送信します。

Show Mouse Control Label (マウス操作ラベルの表示)

PIE 時に、「Click for Mouse Control (クリックしてマウスで制御)」と「Shift + F1 for Mouse Cursor (マウス カーソルの Shift + F1)」の各メッセージを表示します。

Mouse Control Label Position (マウス操作ラベル位置)

PIE 時にマウス操作ラベルを固定する画面上の位置を指定します。

Viewport Gets HMDControl (ビューポートで HMDControl を取得)

ビューポートでプレイ時に HMD の向きを使用するかどうかを指定します。

Should Minimize Editor on VRPIE (VRPIE 時にエディタを最小化)

VR PIE 時にエディタを最小化します。

Auto Recompile Blueprints (ブループリントの自動再コンパイル)

PIE セッションの開始時に、レベル内で使用しているブループリントを自動的に再コンパイルするかどうかを指定します。

Enable Game Sounds (ゲームサウンドの有効化)

PIE セッション時にサウンドを有効にします。

Play In Editor Sound Quality Level (PIE 音質レベル)

PIE セッション時の音質レベルを指定します。

Stream Sub-Levels during Play in Editor (PIE 中にサブレベルをストリーミング)

エディタのサブレベルを複製するのではなく、ディスクからサブレベルをストリーミングします。

Enable PIE Enter and Exit Sounds (PIE の開始/終了サウンドを有効化)

PIE の開始時または終了時にサウンドを再生します。

Game Viewport Settings (ゲーム ビューポート設定)

設定

説明

New Viewport Resolution (新しいビューポート解像度)

PIE フローティング ウィンドウの幅と高さを設定します (ピクセル単位):

  • 標準的なウィンドウ サイズのリストから選択します。これには携帯電話やタブレットなどのデバイス向けの設定も含まれます。

  • New Window Width (新しいウィンドウの幅) :新しいビューポート ウィンドウの幅を設定します (ピクセル単位)。値を「0」に設定すると、デスクトップのスクリーン解像度が使用されます。

  • New Window Height (新しいウィンドウの高さ) :新しいビューポート ウィンドウの高さを設定します (ピクセル単位)。値を「0」に設定すると、デスクトップのスクリーン解像度が使用されます。

New Window Postion (新規のウィンドウ位置)

PIE フローティング ウィンドウの左上隅のスクリーン座標を設定します (ピクセル単位)。この設定は、PIE の新しいウィンドウとスタンドアローン ゲームの両方に適用されます。

  • Left Position (左位置) :新しいビューポートの画面上の位置 (左) を設定します (ピクセル単位)。

  • Top Position (上位置) :新しいビューポートの画面上の位置 (上) を設定します (ピクセル単位)。

  • Center Viewport Position (ビューポートを画面中央に配置) :オンにすると、最初のビューポートが常に画面中央に配置されます。

Safe Zone Preview (セーフ ゾーン プレビュー)

UI テスティングのデバイス セーフ ゾーンの視覚的プレビューを有効にします。

Play in New Window (新規ウィンドウでプレイ)

これらの設定では、PIE セッションを新しいウィンドウで開始する際のウィンドウのサイズと開始位置を指定します。

設定

説明

Always On Top (常に上部に表示)

常に親ウィンドウの上に PIE ウィンドウを表示します。

Play in Standalone Game (スタンドアローン ゲームでプレイ)

これらの設定では、PIE セッションをスタンドアローン ゲーム ウィンドウで開始する際のウィンドウのサイズと開始位置を指定します。これらのオプションを使用して、追加のコマンドライン設定をゲーム クライアントに渡すことができます。

設定

説明

Client Command Line Options (クライアント コマンドライン オプション)

ゲーム クライアントに渡される追加設定のコマンドラインを生成します。

  • Disable Sound (~nosound) :スタンドアローン ゲームでサウンドを無効にします。

Additional Launch Parameters (追加の起動パラメータ)

スタンドアローン ゲームのコマンドラインの一部として含める追加のパラメータを加えます。

Additional Launch Parameters for Mobile (モバイル向けの追加の起動パラメータ)

モバイルオン PC スタンドアローン ゲームのコマンドラインの一部として含める追加のパラメータを加えます。

Multiplayer Options (マルチプレイヤー オプション)

これらは、 ネットワーク経由の PIE テスティング 向けの基本/詳細オプションです。 [Play] ドロップダウン メニューにあるプレイヤー数と専用サーバーのオプションに加えて、 URL パラメータやゲームパッド ルーティングの設定、さらに複数プロセスのテスティング手法に戻るための設定が用意されています。

設定

説明

Launch Separate Server (別のサーバーを起動)

ネット モードでサーバーが必要ない場合でも別のサーバーを起動します。これにより、オフライン ゲームからサーバーに接続することで、 -->オフライン サーバー ワークフローをテストできます。

Play Net Mode (プレイ ネット モード)

PIE セッションで使用するネット モードを設定します。

  • Play Standalone (スタンドアローンでプレイ) :スタンドアローン ゲームを開始します。このオプションでは専用サーバーは作成されず、サーバーへの自動接続も行われません。

  • Play As Listen Server (リッスン サーバーとしてプレイ) :エディタがサーバーとクライアントの両方の役割を果たします。クライアントの数によっては追加のクライアントを開くことができます。

  • Play As Client (クライアントとしてプレイ) :エディタがクライアントの役割を果たします。専用サーバーがバックグラウンドでスポーンされ、接続できるようになります。

Run Under One Process (1 つのプロセス下で実行)

UE4 の単一のインスタンスで、マルチプレイヤー ウィンドウをスポーンします。ロードが高速になりますが、より多くの問題が発生する可能性があります。

Enable Network Emulation (ネットワーク エミュレーションの有効化)

ゲームでネットワーク問題がどのように処理されるかをテストする目的でゲームを開始する際に、選択したネットワーク エミュレーション設定を適用します。

  • Emulation Target (エミュレーション ターゲット) :エミュレーション設定をサーバーのみ (Server Only)、クライアントのみ (Clients Only)、またはすべて (Everyone) に適用します。

  • Network Emulation Profile (ネットワーク エミュレーション プロファイル) :受信トラフィックおよび送信トラフィックのプリセットを適用します。オプションとして [Average (平均)]、[Bad (遅い)]、または [Custom (カスタム)] が用意されています。

  • Incoming traffic (受信トラフィック) :レイテンシーとパケット損失をすべての受信パケットに追加する設定を適用します。最小レイテンシー、最大レイテンシー、パケット損失率を追加できます。

  • Outgoing traffic (送信トラフィック) :レイテンシーとパケット損失をすべての送信パケットに追加する設定を適用します。最小レイテンシー、最大レイテンシー、パケット損失率を追加できます。

Client (クライアント)

選択したクライアント設定をゲームの開始時に適用します。

  • Play Number of Clients (プレイ クライアント数) :開くクライアント ウィンドウの数です。最初に開くクライアントでは PIE モードのオプションが考慮され、それ以降のクライアントでは [Run Under One Process] の設定が考慮されます。

  • Route Gampad to Second Window (ゲームパッドを 2 番目のウィンドウにルーティング) :マルチプレイヤー セッション中のゲームパッド入力をルーティングします。このオプションがオフの場合、最初のゲームパッドが最初のマルチプレイヤー ウィンドウにアタッチされ、それ以降も 2 番目のゲームパッドが 2 番目のウィンドウに、といった具合にアタッチされます。このオプションがオンの場合は、ゲームパッドが 2 番目のマルチプレイヤー ウィンドウにルーティングされます。最初のウィンドウはキーボードとマウスによって制御できます。

  • Create Audio Device for Every Player (すべてのプレイヤーに対するオーディオ デバイスの作成) :作成するオーディオ デバイスの数を制御します。このオプションがオンの場合、プレイヤーごとに個別のオーディオ デバイスが作成されます。それぞれのプレイヤーの視点では正確なオーディオがレンダリングされますが、CPU の負荷が増加します。このオプションがオフの場合は、最初の 2 人のプレイヤーのみに対して個別のオーディオ デバイスが作成されます。

  • Client Fixed FPS (クライアント固定 FPS) :各クライアントのフレームレートをリスト内の要素に設定します。リッスン サーバーを含みます。

Server (サーバー)

選択したサーバー設定をゲームの開始時に適用します。

  • Server Port (サーバー ポート) :シンプルなサーバー ネットワーキングに選択したポートを開きます。

  • Server Map Name Override (サーバー マップ名のオーバーライド) :サーバーで開始されるマップをオーバーライドします。現時点では PIE_StandaloneWithServer ネット モードのみで使用されます。

  • Additonal Server Game Options (追加のサーバー ゲーム オプション) :URL パラメータとしてサーバーに渡される追加のパラメータを加えます。

  • Additonal Server Launch Parameters (追加のサーバー起動パラメータ) :引数としてサーバーに渡される追加のパラメータを加えます。

  • Server Fixed FPS (サーバー固定 FPS) :サーバーを指定したフレームレートで実行するよう設定します。リッスン サーバーには影響しません。

  • Multiplayer Viewport Size (in pixels) (マルチプレイヤー ビューポートのサイズ (ピクセル単位)) :追加のクライアントを指定した幅と高さでスポーンします。複数のクライアントが必要であるものの、1 つのウィンドウのみでインタラクションを行いたい場合に便利です。

Play On Device (デバイスでプレイ)

設定

説明

Build Game Before Launch (起動前にゲームをビルド)

デバイス上で起動する前にゲームをビルドします。

  • Always (常時) :常にビルドします。

  • Never (なし) :ビルドしません。

  • If project has code, or running locally build editor (プロジェクトにコードが含まれるか、ローカルで実行する場合にエディタをビルド) :プロジェクト タイプに基づいてビルドします。

  • If running a locally built editor (ローカルで実行する場合にエディタをビルド) :ローカルでビルドされたエディタ (非昇格のものなど) を使用する際にビルドします。

Launch Configuration (起動コンフィギュレーション)

選択したビルド コンフィギュレーションをデバイス上での起動時に使用します。

  • Same as Editor (エディタと同じ) :エディタと同じビルド コンフィギュレーションを使用してデバイス上で起動します。

  • Debug (デバッグ) :デバッグ ビルド コンフィギュレーションを使用してデバイス上で起動します。

  • Development (開発) :開発ビルド コンフィギュレーションを使用してデバイス上で起動します。

  • Test (テスト) :テスト ビルド コンフィギュレーションを使用してデバイス上で起動します。

  • Shipping (シッピング) :シッピング ビルド コンフィギュレーションを使用してデバイス上で起動します。

Auto Compile Blueprints on Launch (起動時にブループリントを自動コンパイル)

ダーティなブループリントを起動前に再コンパイルします。

ビルド コンフィギュレーションの詳細については、「 ビルド コンフィギュレーションのリファレンス 」ページを参照してください。

Multiplayer Options (マルチプレイヤー オプション - サーバー デバッグ設定)

設定

説明

Show Server Debug Drawing by Default (サーバーのデバッグ描画をデフォルトで表示)

ServerDrawDebug 表示フラグのデフォルト値を制御します。

Show Server Debug Drawing Color Tint Strength (サーバー デバッグ描画の色合いの強さ)

サーバーから開始するデバッグ描画に、淡彩色に向けたバイアスをどれだけ適用するかを制御します。

Show Server Debug Drawing Color Tint (サーバー デバッグ描画の色合い)

サーバーから開始するデバッグ描画に、この色に向けたバイアスを適用します。

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