BuildGraph スクリプトの条件文

BuildGraph スクリプトの条件を記述するための構文を説明します。

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BuildGraph スクリプトに複雑な論理を組み込みたい場合は、条件演算子を使う必要があります。以下のセクションでは、条件演算子のリストなど、BuildGraph の条件の記述方法を紹介します。

条件文

BuildGraph スクリプトの条件文は、アトムと true または false を評価する演算子で構成されます。

アトム

アトムは、数値、文字列、識別子のいずれかであり、そのアトムを使用する演算子に対して適切な型に強制的にキャストされます。アトムは、一重引用符 (') または二重引用符 (") を使用して引用される場合があります。また、引用符で囲まれていない一連の文字、数字、アンダースコア付きの文字である場合もあります。すべてのアトムは、宣言方法にかかわらず、同じ型であると見なされます。さらに、アトムは比較で大文字小文字を区別しません。つまり、(引用符の有無と大文字小文字の違いにかかわらず) 文字列 "True" と 'true' は識別子 true と同一です。

演算子

演算子のリストを以下に示します。

演算子

説明

優先度

(x)

部分式

1

!x

Not operator

1

Exists(x)

Not 演算子

1

HasTrailingSlash(x)

x がスラッシュまたはバックスラッシュで終わる場合に True。

1

x == y

2 つのアトムが同じかどうかをテストする (大文字小文字を区別しない)。

2

x != y

2 つのアトムが異なるかどうかをテストする (大文字小文字を区別しない)。

2

x < y

整数 x が整数 y より小さいかどうかを比較する。

2

x <= y

整数 x が整数 y 以下かどうかを比較する。

2

x > y

整数 x が整数 y より大きいかどうかを比較する。

2

x >= y

整数 x が整数 y 以上かどうかを比較する。

2

x and y

両方の引数が true である場合に True。

3

x or y

引数のいずれかが true である場合に True。

4

'<' および '>' の文字は、XML では "&lt;" および "&gt;" としてエスケープしなければなりません。

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