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ブループリントは、プレイヤーが一定領域に近づくと表示されるコメント的なヒント欄を作成します。遠くからの表示では、丸いアイコンの真ん中に「i」が表示されます。プレイヤーがこの領域内に入ると、丸いアイコンが上下にひっくり返って「!」表示へ切り替わり、そこからテキスト欄が拡大表示されます。テキスト欄は常にプレイヤーに対面して表示されます。
これらのブループリントは、アクタからの半径の計算に Sphere Component を使用します。コメント欄は、プレイヤーが半径に立ち入ると展開します。実際の欄の設定は、自動的に似たような欄をウェブページに描画する作業と全く異なるわけではありませんが、アーティストが個別にボックスフレームのピースを作成して、ターゲット領域を囲んで全て伸縮させなければいけません。例えばボックスの作成は、 2 つのスタティックメッシュで開始します。真っ直ぐなセグメントピースと角がカーブしたピースを使用します。
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セグメントピース (単なる正方形です) |
角がカーブしたピース |
これらのピースはその後コピー、伸縮されて、適切なサイズのフレームを形成するために回転されます。スクリプトで角の位置を計算して、一致させるためにスケーリング処理をします。
このブループリントは、自動ワードラップ機能をサポートしていないことに留意してください。その代りに、各テキスト行を格納する、 Lines という名前の文字列型の配列変数があります。ユーザーは各テキスト行の文字を手動で配置する必要があります。
このブループリントのグラフを開くと、計算がかなり多いことが分かります。ただし良く見てみると、 ものすごく複雑 というわけではありません。与えられたスタティックメッシュでテキスト欄を正しく構成するには、たくさんの計算を伴うことに留意してください。
ブループリントの設定
このブループリントのコンポーネント リスト、コンストラクション スクリプト、そしてイベント グラフは以下のタスクを実行します。
ブループリントの特性 |
目的 |
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コンポーネント リスト |
コメント欄の コンポーネント リスト は以下のように設定します。
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コンストラクション スクリプト |
コンストラクション スクリプト は以下のタスクを実行します。
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イベント グラフ |
イベント グラフ は以下のタスクを実行します。
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編集可能な変数
コメント欄には以下の公開プロパティがあります。
プロパティ |
説明 |
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Border Width Padding |
パディングを追加して、必要に応じてボックスの幅を広げます。 |
Preview Mode |
ボックスがチェックされるとコメント欄が展開されます。さらに、欄の拡大も開始します。 |
Lines |
コメント欄に格納される各テキスト行です。 |
Trigger Scale |
ユーザーがコメント欄をすぐに開く必要がある領域で Sphere コンポーネントのトリガーのスケーリングを有効にします。 |
Disable Particle Effect |
コメント欄の丸アイコン中央からスポーンされるパーティクルのリング状のパルスを無効にします。 |