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Mission AR
Mission AR サンプル、Unreal Engine、Microsoft HoloLens 2 を使用すると、歴史上最も有名な航空宇宙ミッションのスリルとアドベンチャーを体験できます。小さな一歩も踏み出すことなく、人類の大きな一歩を踏み出すことができます。
Mission AR は HoloLens 2 のために制作されたインタラクティブなエクスペリエンスで、アポロ 11 号の打ち上げから月への旅を体験することができます。Mission AR は MR (複合現実) にハイエンド PC によるビジュアルを取り入れて、物理ベースのレンダリング環境において 700 万のポリゴンを描画するとともに、完全に動的なライティングとシャドウ、マルチレイヤード マテリアル、ボリュメトリック エフェクトに対応しています。
このサンプルの内容を確認したり変更したりすることで、以下について学習することができます。
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臨場感溢れるナラティブ シーケンスとトリガー済みイベントの作成
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タッチベースの入力とインタラクティブ性の実装
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Holographic Remoting を使用して、Wi-Fi を介して コンテンツを PC から HoloLens 2 にストリーム表示する方法
始める前に
Mission AR は HoloLens 2 でのみ体験できます。Mission AR を始める前に、次の手順を実行してください。
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Unreal Engine 4.24 以降がコンピュータにインストールされていることを確認します。
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HoloLens 2 デバイスも設定済みで正常に動作しており、お使いのコンピュータと同じネットワークに接続されていることを確認します。
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Holographic Remoting を使用して、コンテンツを Unreal Engine から HoloLens 2 にストリーミングします。Mission AR を実行する前に、 『HoloLens2 ストリーミングのクイック スタート ガイド』 で説明されているプロセスを少なくとも一度試して、すべてが予測どおりに動作することを確認してください。
操作を開始する
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Epic Games Launcher で [Marketplace (マーケットプレイス)] タブを開きます。ページ上部のフィルターで、 [Free (無料)]> [Epic Games Content (Epic Games コンテンツ)] を選択します。 Mission AR サンプルのエントリを見つけてクリックします。
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[Free (無料)] をクリックして、このサンプルをお使いの保存庫に追加します。
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[Library (ライブラリ)] タブに切り替えて、ページ下部の [Vault (保存庫)] セクションで Mission AR のエントリを見つけます。 [Create Project (プロジェクトの作成)] をクリックして、画面に表示される手順に従って Mission AR サンプル コンテンツをダウンロードし、新規プロジェクトを開始します。
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Unreal Editor で新規プロジェクトを開き、 『HoloLens 2 ストリーミングのクイック スタート ガイド』 の手順に従って、HoloLens を Unreal Editor に接続します。
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HoloLens 2 を装着します。
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Unreal Editor のメイン ツールバーで、 [Play (プレイ)] アイコンの隣の矢印をクリックして、 [Play in VR Preview (VR でのプレイのプレビュー)] を選択します。
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HoloLens 2 の電源をオンにして、約 30 秒間部屋を見回します。
HoloLens 2 が部屋の中にある可視オブジェクトをマッピングします。
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HoloLens 2 が部屋をマッピングすると、キャリブレーション マーカーが表示されます。
頭を動かして、3D コンテンツを中央に据える場所を注視し、白いひし形をタップしてコンテンツをこの場所に固定します。
HoloLens 2 で Mission AR のスタートアップ シーンが表示されます。
Mission AR Start ディスプレイを散策します。追跡の問題が発生する場合、つまり、実世界のオブジェクトに対してホログラフィック コンテンツが安定しない場合は、以下の「Mission AR をキャリブレートする」セクションの手順に従って再度キャリブレートしてください。問題ない場合は、 Mission AR Start ディスプレイをタップして開始します。
トラブルシューティング
Mission AR をキャリブレートする
キャリブレーションは、ホログラフィック コンテンツを含む仮想 3D 空間を実世界の空間にアタッチする際に役立ちます。Mission AR プロジェクトを初めて使用する際は、インタラクティブ エクスペリエンスを開始する前にキャリブレーションを行うことができます。また、追跡の問題を解決したり、Mission AR サンプルの 3D コンテンツを中央に据える実空間の場所を制御したりするために、後に再びキャリブレートすることもできます。
Mission AR を再キャリブレートするには、次の手順を実行します。
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HoloLens 2 でサンプルが実行されている状態で、キーボードの c キーを押します。
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HoloLens 2 の電源をオンにして、約 30 秒間部屋を見回します。
HoloLens 2 が部屋の中にある可視オブジェクトをマッピングします。
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HoloLens 2 が部屋をマッピングすると、キャリブレーション マーカーが表示されます。
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頭を動かして、3D コンテンツを中央に据える場所を注視し、白いひし形をタップしてコンテンツをこの場所に固定します。
追跡の問題が解決され、Mission AR の [Start (スタート)] ディスプレイが実世界の希望の場所に表示されたら、ディスプレイの [Start (開始)] ボタンをタップして開始します。問題がある場合は、キャリブレーション プロセスを再度実行してみてください。
オーディオ デバイス
Mission AR を体験する際に HoloLens 2 の音声が聞こえない場合は、Unreal Engine のサウンドが、コンピュータに設定されている他のデバイスで再生されている可能性があります。
コンピュータで Windows のコントロール パネルを開き、該当する他のデバイスを一時的に無効にしてみてください。
シーケンス外のオブジェクトが表示される
Hololens 2 に初めて接続してデモをキャリブレートすると、上記の Mission AR の [Start (スタート)] ディスプレイが表示されます。その他のオブジェクト グループが表示される場合は、[VR Preview (VR プレビュー)] ウィンドウを閉じて、Unreal Editor のツールバーから [VR Preview (VR プレビュー)] を再び起動します。この操作により、オブジェクトが表示されなくなります。
キャリブレーションが保存されない
Mission AR をキャリブレートするとその内容が記憶され、次回 Mission AR を VR プレビューから起動した際に同じキャリブレーションが適用されます。
ただし、場合によっては、キャリブレーション アンカーを保存できないことがあります。例えば、キャリブレーション前の任意の時点で Unreal Engine が Hololens 2 との接続を失った場合、または HoloLens 2 に接続する前に Unreal Editor からデモを開始しようとすると、この問題が発生することがあります。この場合、 「Anchor not Saved (アンカーが保存されていません)」 というメッセージが画面に表示され、VR プレビューを開始するたびにキャリブレーションをやり直す必要があります。
これを解決するには、VR プレビューを開始する前に Unreal Editor を終了し、Mission AR プロジェクトを再度開いて HoloLens 2 を接続します。