Collab Viewer を操作する

「Collab Viewer」テンプレートでカメラを制御する方法と、実行時にコンテンツを操作する方法について説明します。

Choose your operating system:

Windows

macOS

Linux

このページでは、 デスクトップ および VR の両方で「Collab Viewer」テンプレートでカメラを制御し、実行時にコンテンツを操作するさまざまな方法について説明します。

デスクトップ コントロール

ツールバー

ウィンドウ上部のツールバーを使用して、テレポート、ナビゲーション モードへの切り替え、現在のセッションの保存ができます。

アイコン

説明

Voice Over IP

Voice Over IP はデフォルトでプロジェクトで有効になっています。このアイコンをクリックして有効無効を切り替えます。

Activate Fly mode

飛行モードを有効にします。飛行モードでは、シーン内をあらゆる方向に自由に飛行できます。このモードでは、アクタのコリジョン設定に関係なく、すべてのジオメトリを通過します。 飛行モード コントロール

飛行モードから歩行モードに戻ると、再び重力がかかります。場所によっては、地面まで急速に落下したり、最も近い地面にスナップされます。

Activate Walk mode

歩行モードを有効にします。歩行モードでは、重力によって地面上にいる状態が維持されます。シーンを歩き回ると、コリジョン ボリュームが設定されているレベル内の任意のオブジェクトと衝突します。 歩行モード コントロール を参照してください。

Activate Orbit mode

軌道モードを有効にします。軌道モードでは、レベルの注視点を選択します。次に、カメラを回転させるときに、画面の中央に注視点を保持しながら、注視点の周りを周回します。 軌道モード コントロール を参照してください。

Activate VR mode

サポートされている VR ヘッドセットがインストールされ動作している場合、VR コントロール モードを軌道します VR コントロール を参照してください。

Save

アノテーションと測定を含むビューアの現在のステートを保存します。 セッションの保存と取り込み を参照してください。

次のキーボードのキーを押すことで、各モードを簡単に切り替えることができます。

  • 飛行モード: キーボードの U

  • 歩行モード: キーボードの I

  • 軌道モード: キーボードの O

  • 軌道モード: キーボードの P

共通のデスクトップ コントロール

次のコントロールは、すべてのデスクトップ移動モード、すなわち、飛行モード、歩行モード、および軌道モードで同じように機能します。

目的...

操作...

レーザー ポインターをアクティベートする

マウス カーソルをハイライトしたいオブジェクトまで移動し、左クリックします。

[Interaction (インタラクション)] メニューを開く

スペースバー を押します。このメニューの項目の使用の詳細については、 「インタラクション メニュー」 を参照してください。

事前設定されたブックマークの場所に移動する

特定のブックマークの場所にマップされている 0 〜 9 の数字キーを押します。 Collab Viewer テンプレートでブックマークを使用する を参照してください。

アプリケーションを終了する

[Esc] を押します。

飛行モード コントロール

共通のデスクトップコントロール に加えて、飛行モードでは次のコントロールを使用できます。

目的...

操作...

現在の位置からワールドを見回す

右クリックしてドラッグします。

現在の位置から前後左右に移動する

マウスの右ボタンを押したまま、「 W 」、「 A 」、「 S 」、および「 D 」キーを押します。

ワールドの Z 軸に沿ってカメラを上下にまっすぐ動かす

マウスの右ボタンを押したまま、「 Q 」、および「 E 」キーを押します。

歩行モード コントロール

共通のデスクトップコントロール に加えて、歩行モードでは次のコントロールを使用できます。

目的...

操作...

現在の位置からワールドを見回す

右クリックしてドラッグします。

現在の位置から前後左右に移動する

マウスの右ボタンを押したまま、「 W 」、「 A 」、「 S 」、および「 D 」キーを押します。

軌道モード コントロール

共通のデスクトップコントロール に加えて、軌道モードでは次のコントロールを使用できます。

目的...

操作...

注視点の周りでカメラを周回させる

右クリックしてドラッグします。

現在のズーム レベルを維持したまま、カメラの注視点を新しい場所に変更する

中ボタンをクリックします。

新しい注視点を選択して、ビューポートで選択したオブジェクトに合わせてズームする

中ボタンをダブルクリックします。

現在の注視点にズームインまたはズームアウトする

マウス ホイールを使用します。

カメラを左右上下にパンする

中ボタンをクリックしてドラッグします。

VR コントロール

目的...

操作...

新しい場所にテレポートする

  • Oculus Touch: 右側のコントローラーの B ボタンまたは左側のコントローラーの Y ボタンを長押しします。

  • Valve Index コントローラー: 左右いずれかのコントローラーの B ボタンを長押しします。

  • HTC Vive コントローラー: 左右いずれかのコントローラーのグリップ ボタンを長押しします。 コントローラーから放出されるアークと、地面の上に重なるターゲット マーカーが表示されます。ターゲット マーカーはテレポートの場所を表します。実世界の空間でコントローラーを動かして、移動したい場所のできるだけ近くにマーカーを配置します。

VR_Teleporting.gif

マーカーのポインターは、テレポート後にプレイヤーが向いている方向を表します。手首を回すと、この方向を制御できます。長押ししているボタンを放すと、テレポートが完了します。

レーザー ポインターをアクティベートする

どちらかのコントローラーのメイン トリガー ボタンを押して、コントローラーを実世界の空間で動かします。

[Interaction (インタラクション)] メニューを開く

右側のコントローラーのサムスティックを前または後に押します。サムスティックを使用してアクティベートするオプションをハイライトし、サムスティック ボタンを押して選択を確定します。このメニューの項目の使用の詳細については、 「インタラクション メニュー」 を参照してください。

アプリケーションを終了する

パソコンのキーボードの [Esc] を押します。

インタラクション メニュー

[Interaction (インタラクション)] メニューには、実行時にシーン内のコンテンツを操作するいくつかのコマンドとモードがあります。

The Interaction Menu

[Interaction (インタラクション)] メニューを開くには、デスクトップ モードで スペース キーを押します。VR コントローラーのメニューの開き方については、「 VR コントロール 」を参照してください。

コマンド

説明

Xray

[Xray (シースルー)] サブメニューのオプションを使用すると、透明マテリアルをシーン内で選択したオブジェクトに適用して削除できます。

Xray > Apply

Xray Apply (シースルー適用) モードをアクティベートします。このモードがアクティブになっているときは、レーザー ポインターを使用してシーンで選択したオブジェクトに、透明マテリアルが適用されます。

Xray > Isolate

Xray Isolate (シースルー分離) モードをアクティベートします。このモードがアクティブになっているときに、レーザー ポインターを使用してシーン内のアイテムを選択すると、透明マテリアルが、選択したものと同じ階層内の他のすべての 他の アクタに適用されます。

Xray > Reset All

レベル内のすべてのオブジェクトから透明マテリアルを瞬時に削除し、元のマテリアルに戻します。

Explode

後述の Explode オプション を参照してください。

Bookmark

ブックマークのリストを開きます。ビューポイントにテレポートするブックマークを選択します。 ブックマークを使用する を参照してください。

Transform

[Transforms (トランスフォーム)] サブメニューのオプションを使用すると、選択したオブジェクトをシーン内で移動できます。

Transform > Move

Transform Move (トランスフォーム移動) モードをアクティベートします。レーザー ポインターでシーン内のオブジェクトを選択すると、レーザー ポインターをドラッグして、選択したオブジェクトを 3D 空間内で移動できます。

Transform > Reset

Transform Reset (トランスフォーム リセット) モードをアクティベートします。レーザー ポインターでシーン内のオブジェクトを選択すると、選択したオブジェクトを元の位置と回転状態に瞬時にリセットします。

Transform > Reset All

シーン内のすべてのオブジェクトを元の位置と回転状態に瞬時に戻します。

Measurement

Use the options in the [Measurement (測定)] サブメニューのオプションを使って測定の追加と削除を行います。 Collab Viewer での測定 を参照してください。

Measurement > Add

Measurement Add モードを起動します。このモードになっている間は、選択したポイントの各ペアの間に測定が描画されます。

Measurement > Delete

Measurement Delete モードを起動します。このモードになっている間は、レーザーポインタで測定を選択して削除することができます。

Annotation

[Annotation (アノテーション)] サブメニューのオプションを使って、アノテーションの追加と削除を行います。 Collab Viewer でアノテーションを使用する を参照してください。

Annotation > Paint

Annotation Paint モードを起動します。このモードになっている間はグリッド上に描画できます。

Annotation > Delete Stroke

Annotation Delete Stroke モードを起動します。このモードになっている間は、レーザーポインタでペイント ストローク (輪郭) を選択して削除することができます。

Snapshot > Take

スナップショットの撮影を選択します。スナップショットは Collab ビュー パッケージの「 YourProjectName/Saved/Snapshot 」サブフォルダの中に .PNG ファイル形式で保存されます。

Bookmark

現在のレベルのすべてのブックマークを開きます。ビューポイントにテレポートするブックマークをサブメニューから選択します。「 ブックマークを使用する 」を参照してください。

Xray Apply (シースルー適用) などのインタラクション モードがアクティブな場合、モード名がビューポートの右下に表示されます。

Explode オプション

[Interaction (インタラクション)] メニューには、レベルで見つかった最初の Explode_BP アクタ (ある場合) Explode コマンドが表示されます。このオプションを使用すると、その Explode_BP アクタによって管理されるアクタのデフォルト位置と展開位置を切り替えることができます。詳細は、 Explode アニメーションの設定 を参照してください。

Collab Viewer テンプレートには、建物内のトランスミッション アセンブリを展開して再ビルドする Explode_Gears ブループリントが含まれています。

Unreal Editor で VR をテストする

コンピュータで VR がセットアップされている「Collab」テンプレートのパッケージ バージョンまたはスタンドアロン バージョンを起動するときに、ツールバーのアイコンを使用して VR モードに切り替えることができます。

ただし、VR コントロールを使用して Unreal Editor でプロジェクトをテストする場合は、次の手順を実行する必要があります。

  1. CollaborativeViewer/Blueprints/GameInstance のコンテンツ ブラウザの「CollaborativeViewer/Blueprints/GameInstance」フォルダで BP_CollaborativeViewer_GameInstance アセットを確認します。
    BP_CollaborativeViewer_GameInstance

  2. このアセットをダブルクリックしてブループリント エディタで開きます。

  3. [My Blueprint (マイ ブループリント)] パネルで、 NavigationMode 変数を選択します。
    NavigationMode variable

  4. [Details (詳細)] パネルの [Default Value (デフォルト値)] セクションで、 [Navigation Mode (ナビゲーション モード)] オプションで [VR] を選択します。
    Game Instance Details panel

  5. ブループリントを コンパイル して、 保存 します。

  6. プレビューを起動するには、ツールバーの [Play (プレイ)] ボタンの横にあるドロップダウン矢印を使用して [VR Preview (VR プレビュー)] を選択します。
    VR Preview

アプリケーションをパッケージ化する前に、この設定をオフに戻すことを忘れないでください。オフにしないと、生成されたパッケージが想定どおりに動作しません。

Unreal Engine のドキュメントを改善するために協力をお願いします!どのような改善を望んでいるかご意見をお聞かせください。
調査に参加する
閉じる