LiDAR Point Cloud プラグインのクイックスタート ガイド

LiDAR Point Cloud プラグインを有効にし使用するための操作ガイドです。

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概要

このページでは、プラグインの有効化、点群のインポート、インポートした点群のシーンへの配置、点群の編集の手順を説明します。

1-プラグインを有効にする

LiDAR Point Cloud プラグインは Unreal Engine に備わっていますが、使用前に有効にする必要があります。

  1. [Edit (編集)] > [Plugins (プラグイン)] から Plugins メニューを開きます。

  2. [Plugins] メニューの [Rendering (レンダリング)] セクションで [LiDAR Point Cloud Support] [Enabled (有効化)] のチェックボックスにチェックを入れます。

    Enable_plugin.png

  3. プラグインを有効にした後は、エディタを再起動する必要があります。

このセクションの結果

プラグインが有効になり、点群をインポートする準備ができました。

2 - 点群をインポートおよび準備する

UE4 で点群を使用するには、まず点群をエンジンにインポートする必要があります。このガイドではインポートした点群を移動させるので、コリジョンも有効にします。

  1. 新しいプロジェクトを作成します。

  2. インポートする点群ファイルを選択してコンテンツ ブラウザへドラッグします。

  3. 点群をコンテンツ ブラウザから ビューポート にドラッグします。自動的に LidarPointCloudActor のインスタンスが作成され、指定したクラウドがそのインスタンスに割り当てられます。

  4. コンテンツ ブラウザで [Point Cloud (点群)] を右クリックして [Edit (編集)] を選択します。

  5. [Collison (コリジョン)] をクリックしてドロップダウン メニューから [Build Collision (コリジョンを作成)] を選択します。

    Build_Collision.png

  6. Player Start をグラウンド上に配置します。

  7. [Play (プレイ)] をクリックして [Play in Editor] モードを開始してインポートしたスキャンの周りを移動させます。

このセクションの結果

点群がインポートされてプレイヤー コリジョンが機能しました。インポートされたスキャンを自由に使ってみましょう。いろいろ使用しているうちに、修正したい箇所がわかります。次に、点群に対して簡単な修正を加えます。

Quickstart_Result.png

3 - 点群を編集する

点群で作業すると、ニーズを満たすために点群の修正が必要だと気づくことがあります。 Edit Mode (編集モード) を有効にすることで、インポートした点群を変更することができます。

  1. コンテンツ ブラウザで [Point Cloud (点群)] を右クリックして [Edit (編集)] を選択します。

  2. [Edit Mode (編集モード)] をクリックします。

  3. 点群を編集するには、点群を完全にメモリに取り込む必要があります。求められたら、 [Yes] をクリックします。

  4. 編集モードが有効になると、個々の点または選択した点のグループを修正することができます。

    Enable_editing.PNG

  5. Shift を押しながらマスクをドラッグして、編集する点を選択します。選択された点はオレンジ色に強調表示されます。

    selected_edit.PNG

  6. 点を選択すると、その点を 非表示 削除 抽出 にすることができます。

点を編集したら、コリジョンを再ビルドする必要があります。

このセクションの結果

点を選択し、点群に対する編集を行いました。

次の作業

LiDAR Point Cloud プラグインを有効にし、コリジョンを追加し、動かし、インポートした点群の編集を行いました。

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