色補正範囲

ボリュームを使ってカラー グレーディングをレベルの背景に適用する方法を説明します。

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色補正範囲 (Color Correction Region) を使用して、背景やシーンのオブジェクトの色の調整および補正ができます。たとえば、インカメラ VFX シナリオでは、現実世界のセットと LED ウォールに表示された背景のライティングやシャドウを一致させることができます。

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球ボリュームの強い赤を色補正範囲で背景に適用したシーン

このページでは、色補正範囲をレベルに追加する方法および設定を変更する方法を詳しく説明します。

色補正範囲 をシーンに追加するには、次の手順に従います。

  1. エディタのメイン メニューから [Edit (編集)] > [Plugins (プラグイン)] を選択し、 [Plugins (プラグイン)] ウィンドウを開きます。

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  2. [Plugins] ウィンドウ [Other (その他)] セクションの [Color Correct Regions (色補正範囲)] を確認します。 [Enabled (有効にする)] チェックボックスにチェックを入れて 色補正範囲 をプロジェクトに追加します。

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  3. エンジンを再起動します。

  4. [Place Actors] パネルで [Volumes] カテゴリを選択します。

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  5. Color Correct Region アセットをレベルにドラッグします。

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  6. [Details (詳細)] パネルの以下の設定を変更して、レベルの範囲にカラー グレーディングを適用します。

プロパティ

説明

タイプ

範囲の形状を指定します。以下から選択します。

  • Sphere (球体)

  • Box (ボックス)

  • Cylinder (シリンダー)

  • Cone (コーン)

Priority

複数の色補正範囲がオーバーラップする場合、レベルに適用されるカラー グレーディングの順番は範囲の優先順となります。

Intensity

カラー グレーディング設定の強度を制御します。

Inner and Outer

範囲のフォールアウト領域を制御します。

Falloff

Inner and Outer と一緒に使用して、フォールオフの強度と領域を制御します。

Invert

チェックをすると、範囲の内側を除くレベル内のすべてにカラー グレーディングが適用されます。

Temperature

色温度を制御します。

Color Grading Settings

ガンマ、ハイライト、ミッドトーン、シャドウなどのカラーグレーディング設定。

Enabled

チェックを外すと、シーンの範囲が非表示になります。

Exclude Stencil

チェックを外すと、すべての カスタム ステンシル を含むシーン ステンシル テクスタイルが無視されます。

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