DMX トラック

DMX インテグレーション、レコーディング、再生をサポートする、DMX トラックとそのワークフローについて説明します。

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前提トピック

このページは以下のトピックへの知識があることを前提にしています。まず以下のトピックの内容についてご確認をお願いします。

カスタム DMX トラック を通じて、シーケンサに DMX レコーディング、再生、編集のサポートを追加し、ユーザーが仮想または物理ショーやライブ イベントでライティング エクスペリエンスを前よりうまく設計し、プレビューできるようになります。

シーケンサーの統合

シーケンサーは、簡単にアニメーションとイベント トリガーを実行できる強力な機能です。このリリースでは、カスタム DMX シーケンサー トラック を作成し、ユーザーが、カーブやサブシーケンシングなどの機能を使用して、ブループリントやプログラミングなしで、DMX をコントロールできます。

カスタム DMX シーケンサー トラックは DMX ライブラリ を表します。これから、 機器 パッチ トラックを追加し、関数値にキーを設定します。

DMX プラグインは、レベル シーケンスを使用して機器 パッチのコントロールを有効にします。DMX ライブラリ内に含まれるパッチ済み機器をレベル シーケンスに追加し、DMX を送信するために必要な属性を公開できます。キーフレームは DMX 出力をアニメートしコントロールするために、指定時刻に各属性に追加できます。カーブの編集も、値のアニメーション特性の定義に対してサポートされます。

ステップ

機器パッチをレベル シーケンスに追加するには、次のステップを実行します。

  1. [+ Track] ボタンをクリックして、リストから [DMX Library Track (DMX ライブラリ トラック)] を選択します。シーケンスに追加する DMX ライブラリを選択します。

    dmxtracks1.png

  2. 新しい DMX ライブラリ トラックで、 [+ Patch (+ パッチ)] ボタンをクリックして、対象のパッチに、新しいトラックを作成する機器 パッチを選択します。またはドロップダウン メニューで、 [Add All Patches (すべてのパッチを追加)] をクリックして、ライブラリですべてのフィクス チャパッチに新しいトラックを作成します。

    dmxtracks2.png

  3. 機器 パッチ トラックを展開して、 [+] ボタンをクリックして、新しいキーフレームを追加する、または属性名の隣にある値を変更します。値の範囲は、各属性に対して DMX ライブラリで選択された DMX シグナル形式で定義されます。

    dmxtracks3.png

デフォルトでは、DMX はスクラブに出力され、シーケンスで「プレイ」されます。

DMX Take Recorder/再生

DMX プラグイン Take Recorder ツールには、編集と再生用に受信 DMX データをレコーディングできる機能があります。この機能では、ユーザーは受信 DMX ストリームをリッスンして、レベル シーケンサーでデータを新しいキーフレームとしてレコードできます。このレベル シーケンスは再生、編集、共有できます。DMX ライブラリで割り当てられた指定機器 パッチに対する受信 DMX をリッスンでき、レベル シーケンスにキーフレームへの変更をレコードできます。

DMX レコーディングはランタイム時にのみ動作します。

ステップ

DMX をレベル シーケンスに記録するには、次のステップを実行します。

  1. [Add (追加)] ボタンをクリックして、リストから [DMX Library (DMX ライブラリ)] を選択します。

    dmxtracks4.png

  2. DMX ライブラリ パラメータを、記録するパッチを含むライブラリに設定します。

    dmxtracks5.png

  3. [Fixture Patch (機器 パッチ)] パラメータをクリックして、リストからパッチ レコード リストに追加するパッチを選択する、または [Add all Fixture Patches (すべての機器 パッチの追加)] をクリックして、ライブラリにあるすべてのパッチをパッチ レコード リストに追加します。

    dmxtracks6.png

    [Reduce Keys (キーの削減)]

  4. ゲームをプレイして、 [Record (レコード)] ボタンをクリックします。パッチ レコード リストに一致するすべての受信 DMX は新しいレベル シーケンスに新しいキーフレームとして保存されます。

  5. レコーディングを完了したら、作成されたシーケンスに移動し、記録された DMX をレビューして再生します。新しいシーケンスは Cinematics/Takes/[RecordDate]/ に保存する必要があります。

  6. デフォルトでは、記録されたシーケンスは、編集できないようにロックされています。編集するためにシーケンスのロックを解除するには、シーケンス エディタでシーケンス名の隣にある鍵アイコンをクリックします。

    dmxtracks7.png

  7. エディタで記録されたサブシーケンスをダブルクリックして、記録されたデータを表示します。

    dmxtracks8.png

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