Mixed Reality Capture のトラブルシューティング

Mixed Reality Capture (MRC) に対するトラブルシューティング情報

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このページでは Mixed Reality Capture (MRC) に対するトラブルシューティング情報を示します。

キャプチャ中にちらつきが出る

MR キャプチャ ターゲット解像度 (デフォルトは 1080p) によっては、使用するアプリケーションはレンダー ターゲットプール サイズによる制限を受けることがあります。デフォルトでは、レンダー ターゲットは必要に応じて再割り当てするように設定されます。これは MR キャプチャ ターゲットがステレオ レンダー ターゲットと競合するため、ピンポン効果およびちらつきにつながる可能性があります。(以下のビデオに示します)

この種の挙動が確認される場合、レンダー ターゲットのサイズ変更ルールを「Grow」に変更します (「engine.ini」ファイルで r.SceneRenderTargetResizeMethod=2 を設定)。この変更により問題は解決するはずです。

MR_CaptureFlicker.gif

キャプチャが Spectator Screen に表示されない

MRC フレームワークは Virtual Reality Spectator Screen を使用し、合成されたシーンを表示します。つまり Mixed Reality キャプチャが表示されるのは、Virtual Reality で動作しているときだけです。プロジェクトで Spectator Screen も使用する場合、条件付きで使用する場所を保護する必要があります。次の MRC メソッドが役立ちます。

Get Mixed Reality Capture Texture キャプチャ テクスチャを返します。存在しない場合は nullptr を返します。

MR_BP_GetMixedRealityCaptureTexture.png

Is Mixed Reality Capture Broadcasting true を返します (システムがキャプチャ テクスチャを Spectator Screen に送信している場合)。

MR_BP_IsMixedRealityCaptureBroadcasting.png

Set Mixed Reality Capture Broadcasting キャプチャ システムがキャプチャ テクスチャを Spectator Screen に送信するかどうかを切り替えます。

MR_BP_SetMixedRealityCaptureBroadcasting.png

MRC メソッドの使用例 MR_MCR_SpecialConsiderations.png

コントローラー/トリガーがキャリブレーション中に応答しない

使用するコントローラーの入力がキャリブレーション中に応答しないように見える場合は、以下に示す複数の原因の可能性があります。

  • ヘッドセット センサーがカバーされていない。 ヘッドセット センサーがカバーされていない場合、コントローラーはアクティブにならないことがあります。

  • アプリケーション ウィンドウにフォーカスが必要。 MRCalibration ウィンドウが現在のアクティブ ウィンドウではない場合、コントローラー アクションはキャリブレーション プログラムでキャプチャされないことがあります。

  • Oculus システムは不明のソースから実行するように設定できない。 ベータ段階であるため、キャリブレーション プログラムはまだ鋭意開発中であり、Oculus によるレビューが完了していません。 MR_OculusUnknownSourcesSetting.png

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