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以下の手順では、複数のカメラ アングルを使用する短いシーケンスを作成します。
プロジェクトを作成する
このセクションでは、プロジェクトを設定します。
[Unreal Project Browser] ウィンドウから 新規プロジェクト を作成し、ブループリント サードパーソン テンプレートを使用します。
[Include starter content (スターター コンテンツ有り)] を必ず有効にしてください。
プロジェクトに名前を付けます。
上記をそれぞれ定義して、 [Create Project] をクリックして新規プロジェクトを作成します。
マチネ、カメラ、プロップを追加する
この手順では、Matinee アクタ、カメラ、およびショットの対象となるプロップを追加します。
ツールバー メニューから [Matinee] を選択し、[Add Matinee ( Matinee 追加)] ボタンをクリックします。
Matinee の undo 警告メッセージが表示されたら、[Continue] ボタンをクリックします。
[Matinee エディタ] ウィンドウが開きます。
クリックしてフルサイズで表示
[Matinee] ウィンドウを最小化します。次に [Basic] タブの [モード] メニューから カメラ をビューポートにドラッグ&ドロップします。
上の画像のように カメラ をテンプレート テキストの左側の任意の場所に配置するようにしてください。
2 つ以上の カメラ をビューポートに配置し、以下の画像のように内側に回転させてボックスを向くようにします。
カメラ を選択し、E キーを押すことでカメラを回転させ、次にウィジェットを使用して向きを合わせることができます。
コンテンツ ブラウザ の 「Game/Props」 フォルダから SM_Chair を探し、それをビューポートのボックスに ドラッグ&ドロップ します。
椅子を選択したままの状態で、E を押して Rotation Mode に入り、以下のように椅子を 140.00 回転させます。
Matinee でカメラ シーケンスを作成する
この手順では、各 カメラ に動きを割り当てそれを Matinee に接続します。
[Matinee] ウィンドウを開きます (閉じた場合は、Matinee を選択し、[Details ] パネルで Open Matinee を選択すると再び開きます)。
ビューポートに配置された第 1 の カメラ を選択した状態で、[Tracks] ウィンドウで 右クリック し、メニューから [Add New Camera Group] を選択します。
表示された Name Camera Group ボックスで、カメラに Camera1 と名前を付け、Enter を押してトラックへの追加を完了します。
上記のプロセスを繰り返し、残りの 2 つのカメラをマチネに追加します。
次にマチネの長さを延ばします。これは、Control を押しながら赤いマーカを 15.00 目盛 (黄色 X) までドラッグして行います。
Camera1 の Movement トラック上の 0.00 の第 1 のキーフレームをクリックすると、そのカメラがビューポートで選択されます。
ビューポート でウィジェットを使用して、カメラを上方に移動し、若干下方に向けます (E を押して Rotation モードに入ります)。
テンプレート テキストを横切るようにカメラをパンします。そのため、テキストを見るようにカメラのアングルを決めます。
[Matinee] ウィンドウに戻り、Camera1 の Movement トラックの タイムバー を 5.00 の目盛に移動し、Enter を押して新規キーフレームを追加します。
2 つめのキーフレームをまだ選択した状態でエディタのビューポートに戻り、Translation (平行移動) ウィジェットの 緑 の矢印をつかみ、カメラをテキストを通って右に移動させます。
カメラが移動する軌道を示す黄色の点線も表示されます。
[Matinee] ウィンドウに戻り、Camera2 の Movement トラックの 1 番めのキーフレームをクリックします。次に、そのキーフレームを 5.00 の目盛まで Control + ドラッグ します。
Camera2 のキーフレームを選択したままの状態で、エディタのビューポートに戻り、カメラをボックス (椅子がのっている) に向かって移動させ、そのビューがボックスでいっぱいになるようにします。
[Matinee] ウィンドウに戻り、Camera2 の Movement トラックの タイムバーを 7.50 の目盛まで移動し、Enter を押して新規キーフレームを追加します。
この新規キーフレームをまだ選択した状態でエディタのビューポートに戻り、平行移動 ウィジェットの 青色 の矢印をつかみ、カメラを上方に移動させて椅子を見るようにします。
[Matinee] ウィンドウに戻り、Camera3 の Movement トラックの 0.00 のキーフレームを 7.50 の目盛に移動します。
Camera3 のキーフレームを選択したままの状態で、エディタのビューポートに戻り、カメラを上方に移動させ、椅子の上を少しホバリングするようにします。
[Matinee] ウィンドウに戻り、タイムバー を 11.00 の目盛に移動し、Enter を押して新規キーフレームを追加します。
新規キーフレームを選択したままの状態で、エディタのビューポートに戻り、椅子を表示するためにウィジェットを使用してカメラを元に戻します。
[Matinee] ウィンドウに戻り、Camera1 の Movement トラックを選択し、タイムバー を 11.00 の目盛に移動し、Enter を押して新規キーフレームを追加します。
新規キーフレームを選択したままの状態で、エディタのビューポートに戻り、 [Viewport Options] ボタンをクリックします。次に、Lock Viewport to Actor を選択し、Selected Actor (自分のカメラ) を選択します。
Lock Icon (鍵のアイコン) が画面の左上隅にある以下のようなビューになるはずです。
これでビューポートがカメラにロックされました。これは正確なアングルにしたり、ショットがどのようになるかを把握するために役立ちます。
W, A, S, D を使用して、椅子を見下ろす高い位置にカメラを飛ばします。
[Viewport Options] ウィンドウに戻り、上記でロックしたのと同じようにカメラを Unlock します。
[Matinee] ウィンドウに戻り、タイムバー を 15.00 の目盛に移動し、Camera1 の Movement トラックにキーフレームを追加します。
新規キーフレームを選択したままの状態で、エディタのビューポートに戻り、 (平行移動 ウィジェットを使用または ビューポートをロック して) カメラを以下に示した場所に移動します。
Director Track でカメラカットを作成する
この手順では、Director Track (ディレクター トラック) を追加します。これはすべてのカメラカットを処理します。
[マチネ] ウィンドウを開きます (閉じた場合は、Matinee を選択し、[Details ] パネルで Open Matinee を選択すると再び開きます)。
Camera3 で、[Tracks] ウィンドウの空のスペースで 右クリック し、コンテキストメニューから [Add New Director Group (新規ディレクターグループを追加)] を選択します。
Time Bar が 0.00 になければそこまで戻すように動かし、Director トラック上でクリックし、Enter を押してキーフレームを追加します。
Cut To Group ポップアップ ウィンドウが表示されます。先に進み、Ok をクリックし Camera1 によるキーフレームの追加を終了します。
Camera1 のバーが追加されます。このバーには、15 秒のシーケンスで Camera1 が使用されることが示されます。これは、他のカメラを含めるように変更します。
タイムバー を 5.00、7.50、および 11.00 に移動し、各位置にキーフレームを追加し、それぞれ Camera2、Camera3 にカットし、Camera1 に戻ります (以下、参照)。
画像をクリックしてフルサイズで表示
[マチネ] ウィンドウを閉じます。次に ワールド アウトライナー で、マチネ を選択し、[詳細] パネルで以下のオプションをチェックします。すなわち、Play on Level Load、Looping、Disable Movement Input、Disable Look at Input、および Hide Player のオプションをチェックします。
メイン ツールバーから Build をクリックし (レベルでライティングをビルドするオプション)、次に Play ボタンをクリックします。
これでレベルがロードすると開始し、3 つの異なるカメラを循環する マチネ シーケンスができました。