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Spring Controller は、制御ノードを適用します。このノードは、反対方向に力を適用する際に、 ボーンが参照ポーズ位置から伸縮できる距離を制限します。
以下は、Spring Controller を使用してアニメートされないボーンの動きをシミュレーションする様子を示しています。
上の動画では、キャラクターの背中にファーネス (Furnace) がアタッチされており、これはキャラクターの動きに合わせてアニメートされていません (当初は、Spring Controller が接続されていない状態で表示)。 次に、ノードを接続して Furnace Bone をターゲットとする Spring Controller を含めるようにし、 Spring Stiffness と Spring Damping の設定を調整し、動きを生じるようにします。
プロパティ |
説明 |
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---|---|---|
Spring |
||
Spring Bone |
スプリング ソルバを適用するボーンの名前です。 |
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Limit Displacement |
有効時は、スプリング ソルバが適用されます。 |
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Max Displacement |
ボーンが伸縮できる最長距離です。 |
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Spring Stiffness |
スプリングによって適用される力の量の乗数です。値が大きくなると、ボーンを変位させるために高いボーンのべロシティ (速度) を必要とし、最終的により大きな力を適用することになります。 |
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Spring Damping |
スプリングで取り除いたボーンのベロシティの量です。 |
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Error Reset Thresh |
変位の閾値。スプリングがこの値以上に伸縮した場合、アクタのテレポートなど突然発生する大きな変位を避けるためにリセットします。 |
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No ZSpring |
有効になると、Z 軸の変位はスプリングによって無視されて、常に正しくなります。 |
Spring Controller ノードも 4.11 で導入された LOD Threshold システムの影響を受けます。 Spring Controller ノードの [Details (詳細)] パネルにこの設定が表示されます。
プロパティ |
説明 |
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LOD Threshold |
このノードで実行が認められている最高 LOD (Level of Detail) です。例えば、LOD Threshold を 2 に設定すると、LOD 2 になるまでは実行しますが、コンポーネントの LOD が 3 になると無効になります。 |