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Visibility ツールは、洞窟などランドスケープをマスクアウト (穴を作成) します。
Visibility ツールの使用方法
この例では、Landscape Visibility Mask を使うように設定された Landscape マテリアルと一緒に Visibility ツールを使用しています。この方法により、ペイントでランドスケープを可視/不可視にして、 スタティックメッシュ アクタを追加することで洞窟や地下領域の作成が可能になります。このデモでは、ペイントで不可視にしてから、再度ペイントで可視化しています。
ランドスケープ ハイトマップでのノイズによるスカルプトでは、以下の調節ができます。
操作 |
処理内容 |
---|---|
Left-Click |
可視性マスクを追加して、ランドスケープを可視化します。 |
Shift + マウスの左ボタン |
可視性マスクは、ランドスケープ コンポーネントを再度表示させます。 |
この例では、Landscape Hole マテリアルを使用して、ランドスケープの見えない (マスクアウトした) 領域をペイントしています。マスクアウトした領域のペイントは、オンかオフのいずれかです。 完全にマスクされた状態と完全にマスクされていない状態の間のグラディエントは一切ありません。
オパシティ マスクを使って穴を作成する
Sculpt ツールはランドスケープに垂直方向の穴の作成ができますが、洞窟などの場合は穴を水平方向に作成しなければなりません。そのような場合に Visibility ツールは、 ランドスケープの可視化ペイントをオパシティ マスクを使って取り除きます。
ランドスケープの可視化ペイントを取り除くためには、Landscape Hole マテリアルを使って Landscape マテリアルを正しく設定する必要があります。 正しく設定するには、 Landscape Hole マテリアル をご覧ください。
Landscape Hole マテリアルを割り当てずに Visibility ツールを使用すると、Visibility ツールは選択したセクションに適用されているマテリアル レイヤーを取り除きますが、 ランドスケープそのものに穴は作成しません。
Landscape Hole マテリアルを設定したら、ペイント ツールを使ってランドスケープに穴を作成することができます。
ランドスケープに穴を作成する方法
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Landscape Hole マテリアルがランドスケープに割り当てられていることを確認します。
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Landscape ツールバーの Sculpt モードで Visibility ツールを選びます。
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ランドスケープで穴を作成する位置を探します。
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ブラシ サイズを調節します。
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左クリック で穴を作成、 Shift + 左クリック で作成した穴を消去します。
あとは、ランドスケープの穴にスタティック メッシュ アクタをフィットさせれば洞窟の完成です。
Play In Editor (PIE) を使用して新規の穴のコリジョンをテストするために、 Landscape モードから Place モードに切り替える必要のある場合があります。
ツール設定
Visibility のみを調整するツール設定はありません。Landscape Hole マテリアルを正しく設定し (上記参照)、 マスクされた領域でペイントを調節して描画します。
Landscape Hole マテリアル がランドスケープに割り当てられていないと、 Target Layers の下の [Vibility tool] パネルに以下の警告が表示されます。