Azure に Unreal Engine 4 をデプロイする

Microsoft Azure 上で Unreal Engine 4 をセットアップする方法を説明する短いチュートリアル

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このチュートリアルでは、 Azure Marketplace を利用し、 Microsoft Azure 上に Unreal Engine 4 仮想マシン (VM) インスタンスをセットアップする手順を説明します。

前提条件

Azure アカウントおよびサブスクリプション

Azure アカウント、およびリソース作成のための適切な権限が付与された 1 つ以上のサブスクリプションが必要です。新規サブスクリプションの作成の詳細については、 こちらのガイド を参照してください。サブスクリプションの利用では、請求先アカウントが設定されている必要もあります。

Unreal Engine は無料で利用できますが、Azure リソースを使用すると関連コストが発生します。お使いのアカウントが雇用主や他の関係者にリンクされている場合は、デプロイ用インスタンスをセットアップする前に、関連コストを引き受ける準備ができているかどうかをアカウント所有者に確認してください。 より正確なコストの見積りについては、 仮想マシンの料金 のページで価格情報を確認し、目的のリージョンでフィルタし、「NV12s v3」を検索して「従量課金」の料金を確認してください。

リモート アクセス

Unreal Engine デプロイ先の Azure インスタンスにアクセスするには、リモート アクセス アプリケーションが必要です。ここでは、Windows 10 のほとんどのエディションにインストール済みの状態で付属する Windows リモート デスクトップ接続 (Windows RDP) を使用します。

Azure Portal と Azure Marketplace を利用する

  1. Azure アカウントにログイン.

  2. Unreal Engine VM のオファーは、Azure Marketplace 上でホストされています。こちらのオファー ページ に移動します。

    Unreal Engine 4 in the Azure Marketplace

  3. 右上のボタンを使用し、Azure Marketplace にサインインします。他のすべての Azure サービスに使用しているものと同じアカウントを使用します。

    Sign in to the Azure Marketplace with your usual account

  4. Unreal Engine アイコンの下にある [Get It Now (今すぐ入手する)] をクリックします。

    The Get It Now button

  5. ダイアログが開き、自分の情報と、アカウントにこのアプリを追加することを確認するメッセージが表示されます。情報を入力し、 [Continue (続行)] をクリックします。

    Fill in your info and continue

  6. Azure Portal で、アカウント内の Unreal Engine 製品が開きます。ここから [Create (作成)] をクリックし、仮想マシンのセットアップ プロセスを開始します。

    Create the virtual machine that will hold your Unreal Engine 4 instance

仮想マシンを設定する

  1. まず、仮想マシンを利用する サブスクリプション を選択します。リソースの作成権限が付与されている、既存のサブスクリプションを選択する必要があります。

    Select a Subscription to host your virtual machine

  2. 仮想マシンの リソース グループ を選択します。リソース グループは、リソースを整理するために使用します。また、他の VM にも再利用できます。リソース グループをまだ作成していない場合は、 [Create new (新規作成)] をクリックします。有効な名前を付けて [OK] をクリックします。

    Create a new resource group

  3. 有効な仮想マシンの 名前 を入力します。

    Enter a name for your virtual machine

  4. この VM のデプロイ先となる リージョン を選択します。VM 使用時のレイテンシーを最小化するため、できるだけ近いリージョンを選択してください。NV12s_v3 VM のサイズをサポートするリージョンである必要があります。サポートしていない場合は、エラーが表示されます。リージョンが異なれば、下の [Size (サイズ)] に示される見積り額も変わる場合があります。

    Select a region to deploy your virtual machine in

  5. [Image (イメージ)] を「Unreal Engine」のままにし、 [Size] を「Standard_NV12s_v3」のままにします。この設定に対して十分な vCPU がないことを示す警告が表示される場合があります。適切なクォータがすでにある新しいリージョンを選択するか、 [Request quota (クォータをリクエスト)] をクリックします。

    Request quota for your virtual machine

    クォータを増やすオプションとともにブレードが表示されます。NV12 では、VM インスタンスあたり 12 個の vCPU が必要です。そのため、このガイドでは 12 が最小値となります。[Save and Continue (保存して続行)] をクリックします。

    Select your new quota and click Save and Continue

    数分後、新しいクォータの確認が表示されます。正しく完了しなかった場合は、異なるリージョンの選択やサポート チケットの作成が必要になることがあります。

  6. [Administrator account (管理者アカウント)] で、この仮想マシンに独自の [Username (ユーザー名)][Password (パスワード)] を作成します。また、後でこれらを必ず記録してください。これらの認証情報がないと、マシンにアクセスできません。

    Create the Administrator account

  7. この VM はデフォルトで 250 GB の SSD を備えています。さらにストレージ ディスクを追加する場合は、[Next : Disks (次 : ディスク)] で設定できます。追加しない場合は、 [Review + create (確認 + 作成)] を選択します。所属している組織に Windows Server ライセンスのソフトウェア保証がある場合、作成前にそのオプションを選択できます。

    Click Review and create to begin setting up your virtual machine

  8. 次のページでは、作成しようとしている VM を確認します。問題がなければ、 [Create (作成)] をクリックします。

    The details for the new virtual machine you are about to create

  9. 新しいページが表示され、デプロイの進捗が示されます。デプロイ完了を示す通知が表示されるまで、数分かかる場合があります。[Refresh (更新)] をクリックして確認し、 [Go to resource (リソースに移動)] をクリックします。

    The deployment in progress

    The deployment complete

インスタンスに接続する

これで、VM リソースの [Overview (概要)] ページが表示されます。このページでは、インスタンスのあらゆる技術的な設定を表示したり構成したりすることができます。このワークステーションへのリモート デスクトップ セッションを開始し、ワークステーションの利用を開始するのに必要なものが揃いました。

PC で Windows RDP クライアント を起動します。インスタンス概要の パブリック IP アドレス を、ログイン ウィンドウの [Computer (コンピュータ)] フィールドにコピーします。次に [Connect (接続)] をクリックします。

Enter the virtual machine public IP address into the Computer field in the Windows RDP client

[More choices (その他の方法)] で、 [Use a different account (別のアカウントを使用)] を選択します。先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力します。必要に応じて [Remember me (パスワードを記憶する)] をオンにし、 [OK] をクリックします。

Enter the admin account details previously set up

VM の証明書に関する警告が表示されます。[Don't ask me again for connections to this computer (このコンピュータへの接続時には確認しない)] をオンにし、 [Yes (はい)] を選択します。

The RDP connection security warning

Unreal Engine 4 を起動する

数分後、Windows の起動画面が最初に表示され、続いて Unreal Engine 4 の EULA が表示されます。該当するオプションを選択し、 [Verify EULA (EULA を確認)] をクリックします。この操作が必要なのは、インスタンスへの初回接続時のみです。

The Unreal Engine End User Licence Agreement

次に、Epic Games のログイン メニューが表示されます。Epic Games アカウントでログインします。

The Epic Games login

ログインすると、デスクトップが表示されます。デスクトップには Unreal Engine 4 と Epic Games Launcher がすでに表示されています。ショートカットから Unreal Engine を直接実行することも、 通常どおり Epic Games Launcher を実行してログインし直し、コンテンツにアクセスすることもできます。

Unreal Engine in the Epic Games launcher

ランチャーに初めてログインすると、ランチャーを更新するためのプロンプトと、プロジェクトファイルをエンジンに関連付けるためのプロンプトが表示される場合があります。

コストの最適化

Azure VM の使用中は 1 時間単位のコストがかかります。そのため、インスタンスを使用しない際は、インスタンスを停止することをお勧めします。

VM を停止する

VM の概要ページで、上部の [Stop (停止)] ボタンを選択します。これは、家庭用や仕事用のコンピュータをシャットダウンするのと同様の操作です。実行中のアプリケーションはすべて終了されますが、永続ストレージに保存されたデータは維持されます。インスタンスが停止すると、インスタンス使用に対する時間料金を請求されることはありません。ただし、インスタンスのハード ドライブに保存されたデータに対して少額の請求が行われます。

停止した VM を再起動する

VM の概要ページで、上部の [Start (起動)] ボタンを選択し、停止したインスタンスを再度起動します。VM はすぐに RDP 経由で接続できるようになります。また、永続ストレージ ボリュームが復元されます。

The Stop and Start buttons for your virtual machine

VM を削除する

VM を恒久的に使用しなくなり、リソースをクリーンアップする場合は、概要ページ上部にある [Delete (削除)] ボタンを選択します。削除の確認を求めるメッセージが表示されます。また、VM とともに、関連するストレージやネットワーク リソースを削除するよう選択できます。これらのリソースがすべて削除されると、リソースに対して料金を請求されることはありません。この操作は元に戻すことができません。

作成したすべてのリソースを格納しているリソース グループ全体を削除することもできます。

  1. Azure Portal で、 [Subscription (サブスクリプション)] に移動し、左側のブレードで [Resource groups (リソース グループ)] を選択します。

    Resource groups under settings in the menu

  2. 利用可能なリストから、該当するリソース グループを選択します。

    Selecting the correct resource group

  3. リソース グループの概要ページで、上部にある [Delete resource group (リソース グループを削除)] を選択します。または、リソースを個別に選択してから [Delete (削除)] を選択します。削除の確認を求めるメッセージが表示されます。

    Deleting a resource group

このリソース グループのページは、以降これらのリソースに対するアクセスや管理を行うのに最適な場所にもなります。

The resources in the resource group

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