リモート コントロール プリセット入門

リモート コントロール プリセットで、UI パラメータまたは関数を 1 つのパネルに収集して整理し、それらをリモート コントロール API に公開できます。

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Remote Control Preset (リモート コントロール プリセット) で、UI パラメータまたは関数を 1 つのパネルに収集して整理し、それらをリモート コントロール API に公開できます。 Remote Control Web Interface (リモート コントロール ウェブ インターフェース) プラグインのコンパニオン Web アプリケーションのウィジェットに、これらのパラメータと関数を接続することで、エンジンのリモート制御が可能です。

Remote Control panel in action

このページでは、Unreal Editor から Remote Control API にプロパティと関数を公開する方法について説明します。リモート コントロール パネルにあるすべての設定の詳細については、「 リモート コントロール パネルのリファレンス 」を参照してください。

前提条件

Remote Control API プラグインは、リモート コントロール プリセット用のデータとウェブ ソケット接続をホストするウェブ サーバーを提供します。

使用しているプロジェクトでプラグインを有効にするには、次のステップに従います。

  1. Unreal Editor でプロジェクトを開きます。

  2. エディタのメイン メニューから [Edit (編集)] > [Plugins (プラグイン)] を選択し、 [Plugins (プラグイン)] ウィンドウを開きます。

  3. [Plugins (プラグイン)] ウィンドウで、 [Messaging] カテゴリから [Remote Control API] プラグインを見つけます。 [Enabled (有効にする)] にチェックを入れます。

    Remote Control API plugin

  4. エンジンを再起動します。

リモート コントロール パネルとリモート コントロール API にプロパティを公開する

Unreal Editor リモート コントロール パネル は、簡単にアクセスできるようにレベル内の複数のオブジェクトからプロパティを収集してある場所です。パネルに関数を追加して、それらをパネルから呼び出すこともできます。プロパティと関数が リモート コントロール パネル に公開されると、 リモート コントロール API にも公開されます。ライブ環境で制御する必要のあるアイテムをオペレータが簡単に整理できるようになります。

リモート コントロール プリセット を追加して リモート コントロール パネル を開くには、次のステップに従います。

  1. コンテンツ ブラウザ を右クリックし、 [Miscellaneous (その他)] セクションに移動します。 [Remote Control Preset (リモート コントロール プリセット)] を選択します。

    Remote Control Preset menu option Remote Control Preset in the Content Browser

  1. Remote Control Preset Asset アセットをダブルクリックして [Remote Control Panel] を開きます。

    Empty Remote Control Panel

  2. [Edit Mode (モードを編集)] にチェックを入れます。

    Edit Mode checkbox

  3. アセット [Details (詳細)] パネルで、すべてのプロパティの横に閉じた目または開いた目のアイコンが表示されるようになります。

    Remote Control eye icons in the Details panel

  4. 目のアイコンは、プロパティが リモート コントロール パネル に追加されているかどうかを決定します。

    • 目が開いて いれば、プロパティはリモート コントロール パネルに 追加されている ことを意味します。

    • 目が閉じて いれば、プロパティはリモート コントロール パネルに 追加されていない ことを意味します。

    • 開いている目のアイコンをクリックすると、プロパティがリモート コントロール パネルに追加されます (閉じている目のアイコンの場合は、プロパティが除去されます)。

  5. プロパティがリモート コントロール プロパティにあると、インターフェースは 詳細 パネルと同じになります。

    Remote Control panel interface Details panel interface

    RGB 値の [Light Color (ライトの色)] プロパティが表示されたリモート コントロール パネル (左) と [Details] パネル (右)。

  6. [Remote Control Preset] を右クリックし、 [Save (保存)] を選択して変更を保存します。

ブループリント ライブラリを介してプロパティと関数を公開する

これは実験的な機能なため、将来のリリースで変更される可能性があります。

ブループリント ライブラリを使用して、プロパティ、関数、およびアクタをリモート コントロール API に公開し、リモート コントロール プリセットにデータを入力するプロセスを自動化できます。ブループリントを使用してこれらを公開する方法の詳細については、「 ブループリント API 」を参照してください。

次のブループリントの例では、クラス BP_Tree_S のすべてのツリーを公開するように関数が設定されています。

拡大表示するには、画像をクリック。

関数を実行すると、リモート コントロール プリセットにクラス BP_Tree_S のすべてのツリーが表示されます。

拡大表示するには、画像をクリック。

次のステップ

この操作ガイドでは、プロパティをリモート コントロール API に公開し、リモート コントロール プリセットを作成する方法を学習しました。ライブ環境でこれらの公開プロパティを使用する方法については、次のドキュメントを参照してください。

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