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このサンプルでは、いくつかの異なるタイプの フロー制御 を説明します。フロー制御のノードは、ブループリント スクリプトの実行フローを明示的にコントロールする手段として存在します。さまざまな種類のフロー制御方法があります。
Branch - Boolean 値の結果に基づいて、対となるスクリプトの片方の実行を有効にします。
Sequence - 特定の順序でいくつものスクリプトの実行を有効にします。
Switch - 列挙型変数の結果に基づいた実行パスの選択を有効にします。
これ以外にもさまざまな種類が利用可能です。フロー制御の種類は、ブループリントの作成時に [Flow Control] カテゴリで参照することができます。
コンストラクション スクリプト
このサンプルのコンストラクション スクリプトは、動的マテリアル インスタンスを作成および設定します。その後、動的マテリアルに適用する色を決定するために、Branch flow control ノードを使用します。Branch ノードは、Branch Condition という名前の Boolean 変数で動作します。このノードはパブリックで作成して、[Details (詳細)] パネルで編集することができます。
イベント グラフ
イベントグラフはさまざまな種類のフロー制御を利用します。以下になります。
その他全ての操作を順番に実行する Sequence 制御。1 つのイベントでたくさんのことを実行する場合など、1 対多数の関係がある際に便利です。
Branch Condition 変数を通じて制御する Branch 制御
列挙型変数の Switch 制御。列挙型変数の結果に基づいてコインの移動方向 (平行もしくは垂直) を制御します。
Do N 制御 は指定した回数だけパーティクルエフェクトをスポーンします。
列挙型変数の作成
列挙型変数 は、各エントリに特定の名前を与えることができるオプションのリストです。数値だけでなく、説明的なラベルを必要とする特殊なオプション項目を用意する際に有用です。例えば、以下のオプション項目があるキャラクターの姿勢に対して列挙型変数を作成することができます。
直立
かがむ/しゃがむ
前かがみ
列挙型変数は、コンテンツ ブラウザ のコンテキストメニューから [Blueprints > Enumeration] を 右クリック し、選択して作成します。その後、作成した列挙型変数を Enum エディタ で ダブルクリック して編集することができます。列挙型変数に表示設定したいさまざまなエントリを追加することができます。