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UE4 のマテリアル システムの大変便利な機能の 1 つに BlackBody マテリアル式ノード があります。このノードは マテリアル エディタ にあります。ここからは科学の世界になります!
黒体は特定タイプのオブジェクト (物体) が一定温度で放出するある種の放射です。この放射の顕著な特徴の一つに、放出されるライトの色のスペクトル分布があります。
簡単に言うと、現実世界の温度をケルビン単位でノードに伝えます。するとその温度に対応する実世界の色を取得します。これで爆発や炎の色をどのようにしたらよいかという長年の問題を解決します。Black Body マテリアルノードを使用すると、現実味のある色をエフェクトに適用できます。このマテリアル式を最大限活用するには、黒体放射 についての理解を深めると役立ちます。
この具体的なサンプルでは、パーティクルシステム内で Dynamic Parameter モジュールを使用しています。これによりマテリアルのある側面の操作に使用可能なパラメータを任意の名前で作成することができます。このサンプルでは、パーティクルのライフスパンを通じて4500 から 0 の値で実行できる Temperature と名付けたカスタムの Dynamic パラメータを設定しました。
Dynamic Parameter マテリアル式経由でマテリアルに送ると、BlackBody ノードのTemperature 入力の操作に使用されます。つまり、パーティクルの色は値が 4500 ケルビンから 0 へ下がった時の Black Body サーフェス上の見え方を反映します。わかりやすくいうと明るいオレンジ色から黒へ変色します。