デフォルトの 2 つの Trace Response チャンネル (Visibility と Camera) 以外に他のチャンネルが必要になる場合があるかもしれません。例えば、透けて見えない特殊な不透明のオブジェクトを通過する必要がある特殊なレーザーや、カメラを貫通させる場合などが考えられます。このような状況に遭遇したら、独自のカスタム Trace Response チャンネルを以下の手順で追加することができます。
ステップ
プロジェクト設定を以下の順序で開きます。[Edit] メニュー -> [Project Settings (プロジェクト設定)]
[Engine] で [Collision] を選択します。
[New Trace Channel] ボタンをクリックします。新しい Trace Channel に名前を付けて、その Default Response (デフォルトの反応) を設定します。[Accept (承諾)] ボタンをクリックします。
Default Response は Block、Overlap、 または Ignore になります。ユース ケースに応じて、できる限りアクタでコリジョン プロファイルを調整する作業が新たに生じないようにします。
ブループリント エディタ で開いている ブリープリント があれば閉じて再度開いて新規 Trace Channel が任意のコンポーネントやノードで表示されるようにします。
結果
これで新規 Trace Channel がエディタで利用できるようになりました。新規チャンネルでトレースできるようにしたいアクタやコンポーネントがあれば、この新規チャンネルをブロックするように設定します。