シネマティックス内でシーンをフェードインまたはフェードアウトさせたい場合があるかもしれません。 最初にフェードインまたは最後にフェードアウトを選択したり、その間のショットでフェードアウトしたい場合は、シーケンサーの Fade Track を使って行うことができます。 このガイドでは小さなシーンを作って時間経過に伴いフェードインして短い一時停止後、そのシーンをフェードアウトします。
手順
この操作ガイドでは、Blueprint Third Person Template プロジェクトを使用していますが、必要に応じて他のプロジェクトを使用することもできます。
メイン ツールバーから [Cinematics (シネマティックス)] をクリックし、[Add Level Sequence (レベル シーケンスを追加)] をクリックします。
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新しい Level Sequence アセットの名前と保存場所を入力してください。このアセットはレベルと コンテンツ ブラウザ に追加されます。
シーケンサーでは、 [+Track (トラック)] ボタンをクリックし、[Fade Track (フェードトラック)] を選択してください。
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[Fade Track] を選択し、その値を 1.0 に変更し、+ ボタンをクリックしてこの値に対してキーフレームを追加します。
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値を 1.0 (すなわちフル ティント) に変更すると、レベル ビューポートが黒くなります。
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タイムライン マーカーを 50 に移動します。次に、その値を 0.0 に変更し、キーを追加します (Enter を押すか、+ をクリックします)。
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フェード値を 0 に戻した後、レベル ビューポートが通常通り表示されます (すなわちティントなし)。
CTRL キーを押しながら マウス ホイール を前後に動かすと、タイムラインをズームインまたはズームアウトすることができます。
100 の位置で値 0.0 でキーを追加します。また、150 の位置で値 1.0 でキーを追加します。
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シーケンスをシミュレートするには、レベル ビューポートで、[Play (プレイ)] ボタンを クリックします。
最終結果
サンプルのシーンがフェードインして明るい状態が続いてからフェードアウトします。
フェードの持続時間を長くするために、フル ティントとティントなしのキーフレーム間のフレーム数を増やすことができます。このレベル シーケンスをプレイすることを選択するたびに (Auto Play またはスクリプトを通して呼び出して選択)、フェード トラックはシーンのフェードインおよびフェードアウトを処理します。