前提条件:デベロッパー モードを有効にする
オートコンプリートを設定する前に、Unreal Engine (UE) Python プラグイン に指示して、必要なスタブを生成しておく必要があります。そうするには、[Editor Preferences (エディタの環境設定)] > [Plugins (プラグイン)] > [Python] で [Developer Mode (デベロッパー モード)] をオンにしてからエディタを再起動します。生成されるスタブ ファイルは「[Current Project Directory]/Intermediate/PythonStub
」に配置されます。
PyCharm
[Settings (設定)] ウィンドウを開いて [Project (プロジェクト)] > [Python Interpreter (Python インタープリタ)] に移動し、歯車アイコンをクリックして [Show all (すべて表示)] を選択します。[Python Interpreter] ウィンドウで、[Paths (パス)] ボタンをクリックしてから [+] をクリックして、スタブ ファイルの場所を追加します。
また、インテリセンス ファイルの最大サイズを大きくする必要もあるため、[Help (ヘルプ)] > [Edit Custom Properties (カスタム プロパティを編集)] に移動して、次の項目を追加します。
idea.max.intellisense.filesize = 25000
PyCharm を再起動すると、UE API の関数がオートコンプリート メニューに表示されているはずです。
VSCode
[Settings] > [Extension (拡張)] > [Python] に移動して [Auto Complete:Extra Paths (オートコンプリート: 追加のパス)] を見つけます。そのリンクをクリックすると「settings.json
」ファイルが開くので、python.autoComplete.extraPaths
の下にスタブ ファイルのパスを追加します。
Visual Studio Code (VSCode) を再起動すると、UE API の関数がオートコンプリート メニューに表示されているはずです。
スタブ ファイルはエディタが起動するたびに再生成されます。そのため、Python に新しい関数を公開した後や新しいプラグインを有効にした後にエディタを再起動して、最新のスタブ ファイルにすることができます。