ボーンを観測する

Observe Bone ノードを使用し、指定したボーンをデバッグする方法を説明します。

Observe Bone アニメーション ブループリント ノードを使用すると、デバッグを目的として、選択したボーンのトランスレーションの回転およびスケールの動きを確認できます。

observe bone animation blueprint node

ここでは、キャラクターの upperarm_l をアニメーション中に観察しています。

observe bone animation blueprint node demonstration

AnimGraph に、デバッグ データが Bone to Observe の動きの座標とともに表示されます。デバッグ データの行ごとに、各軸の動きのデータの要素が表示されます。

次に例を挙げます。

  • TX は、X 軸上のトランスレーションを表します。

  • RY は、Y 軸上の回転を表します。

  • SZ は、Z 軸上のスケールを表します。

プロパティのリファレンス

ノードの [Details (詳細)] パネルからアクセスできる Observe Bone のプロパティについては、以下を参照してください。

プロパティ

説明

Bone to Observe

ここでは、キャラクターの スケルトン からボーンを定義し、位置および動きのデータを追跡します。

Display Space

ここでは、どのスペースについて Bone to Observe の動きを計算するかを選択できます。

  • World Space:ワールド空間の Bone to Observe の絶対位置を観察します。

  • Component Spaceスケルタル メッシュ の参照フレーム内の Bone to Observe の位置を観察します。

  • Parent Bone Space:親ボーンを基準として Bone to Observe の位置を観察します。

  • Bone Space:参照フレーム内の Bone to Observe の位置を観察します。

Relative to Ref Pose

このプロパティを有効にすると、 Display Space プロパティに定義された空間に基づいて、 スケルタル メッシュ の参照ポーズに関連する Bone to Observe の位置および動きのデータを追跡します。

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