Dataprep インスタンスを操作する

Dataprep インスタンスに制限されたカスタマイズ パラメータを公開する Dataprep のマスター レシピを作成する方法を説明します。

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Visual Dataprep システムでは、Dataprep アセットが提供する再利用可能なレシピによって 3D データのインポートや変更方法に一貫性を持つことができます。Dataprep グラフは高レベルな柔軟性とパワーを提供します。これによりインポートされたシーンが Unreal Engine での実行時に問題なく動作するために必要となる、あらゆる種類のデータ操作を実現することが可能です。

Dataprep グラフを実行するために必要なタスクによっては、別の入力シーンやアセットを作業するための調整が必要になる場合もあります。たとえば、新しい一連の入力データではオブジェクトやサーフェスに対して異なる命名規則を使用することがあります。その場合はグラフの設定を変更して一致させる必要があります。Dataprep アセット グラフはそのような状況を処理するために常に変更することができます。ただし、Dataprep グラフは大きく複雑になる可能性があります。また、大きな組織ではコンテンツをインポートしようとする人物がグラフの作成者とは異なる場合があります。このような場合、変更の必要な設定が明確ではないことがあります。

このような状況に対処するため、Dataprep グラフで重要な設定を パラメータ として選択して内容を説明する名前を付け、公開することができます。Dataprep アセットを編集する時、それらの公開済みパラメータは Dataprep Editor の右上にある [Settings (設定)] パネル内の特別な [Parameterization (パラメータ化)] エリアに表示されます。ここでは、他のユーザーが頻繁にカスタマイズする必要がありそうな設定がわかりやすく強調表示されています。

Parameterization section

また、公開したパラメータをユーザーが変更 のみ 行うことができる Dataprep インスタンス を作成することもできますが、その場合はDataprep グラフの他の部分を操作することができません。Dataprep アセットの適切な設定を合理的に判断して公開し、その設定から Dataprep インスタンスを作成することにより、組織内のユーザーは Dataprep グラフ自体の実際のロジックを変更したり確認まで行うまでもなく、事前に選択された設定に対して必要な変更を自由に行えるようになります。

もし、Unreal Engine でマテリアルとマテリアル インスタンスを使用した作業に慣れ親しんでいる場合は、Dataprep アセットと Dataprep インスタンスの概念はまったく同じです。

マスター Dataprep アセットのパラメータを公開する

Dataprep アセットの設定を公開し、パラメータとしてカスタマイズ可能かつ Dataprep インスタンスでオーバーライド可能にするには、次の手順を行います。

  1. Dataprep グラフを必要な形に設定します。

  2. 公開する設定を右クリックします。コンテキスト メニューで、[Parameterization] セクションの下にある [Link to Parameter (パラメータへのリンク)] をクリックします。

    Link to Parameter

    すべてのタイプの Dataprep ブロック(Filter ブロック、Operator ブロック、および Transform ブロック) のいずれの設定も公開することができます。

  3. 表示されるテキスト ボックスに、参照する際に使用するパラメータの内容を説明する名前を入力します。希望する名前を入力したら、テキスト ボックスの下にある [Create New Parameter (新規パラメータを作成)] をクリックします。

    Name and create the parameter

  4. 選択した設定は Dataprep グラフでカスタマイズ用に公開されていることを表すリンク アイコンでマーク付けされています。このアイコンの上にマウスをかざすと、この設定に対応するパラメータの名前を確認することができます。

    Link icon on a Dataprep block

    作成した新しいパラメータは Dataprep Editor の右上にある [Settings] パネルの [Parameterization] セクションにも表示されます。

    Parameterization section

    ブロックまたは [Settings] パネルのいずれかで設定の値を変更すると、両方の値が変更されます。

これで、Dataprep アセットから作成してパラメータとして名前を付けたすべての Dataprep インスタンスの設定が編集可能になりました。詳細については、以下のセクションを参照してください。

設定のパラメータ化を削除して今後はこの Dataprep アセットのインスタンスに変更を行わないようにするには、設定を右クリックして [Remove Link to Parameter (パラメータへのリンクを削除)] を選択します。

Remove link to parameter

異なる Dataprep ブロック上の複数の設定を名前を付けた単一のパラメータにリンクすることができます。Dataprep グラフの異なる項目が同じしきい値または文字列名に依存している場合、パラメータを再利用して複数の異なるブロック設定を機能させると、Dataprep インスタンスに公開するパラメータの数を減らすことができます。

Dataprep インスタンス アセットを作成する

任意の Dataprep アセットから Dataprep インスタンス アセットを作成することができます。コンテンツ ブラウザ で Dataprep アセットを右クリックし、コンテキスト メニューで [Create Instance (インスタンスを作成)] をクリックします。

Create a Dataprep Instance

新しい Dataprep インスタンス アセットがその親と同じフォルダ内に作成されます。名前を割り当ててダブルクリックするとアセットが Dataprep インスタンス エディタで開きます。そこで公開済みのパラメータの値を構成することができます。

Dataprep インスタンス アセットをセットアップする

Dataprep インスタンス アセットを編集する時は、メインの Dataprep Editor で表示されるパネルと同じパネルをほぼすべて含むエディタで開かれます。

主な違いはグラフ エディタが備わっていないことです。Dataprep インスタンスでは、インポートしたシーンの変更に Dataprep インスタンスが使用するレシピを変更どころか確認することすらできません。代わりに、エディタの右上にある [Settings] パネルの [Parameterization] セクションにある Dataprep の親アセットで公開されている設定にアクセスすることはできます。

それ以外は、Dataprep インスタンス エディタでの作業は Dataprep Editor での作業と非常に似ています。

  • Settings パネルを使用して入力ファイルと出力場所をカスタマイズします。

  • ツールバーのボタンを使用して入力ファイルを [Import (インポート)] し、Dataprep グラフを [Execute (実行)] して Unreal Engine プロジェクトに結果を [Commit (コミット)] します。 プレビュー パネルを使用してインポートしたデータとインタラクトし、結果をコミットする前に予測どおりの外観になっているか確認します。

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