Unreal Engine に Datasmith コンテンツをインポートする

サポートされている 3D デザイン アプリケーションで作成したファイルを、Datasmith を使って Unreal Engine に取り込む方法を説明します。

このページでは、Datasmith を使用して、サポートされている 3D デザイン アプリケーションまたはファイル形式からコンテンツを Unreal Engine にインポートする方法について説明します。

前提条件

Datasmith を使ってコンテンツをインポートするには、事前にいくつかの Unreal Engine プラグインを有効にしたり、追加のソフトウェアをインストールしたりする必要があります。

Datasmith プラグイン

Datasmith を使ってファイルを Unreal Engine にインポートするには、プロジェクトで Datasmith Importer プラグインを有効にしておく必要があります。このプラグインが有効になっていない場合、Unreal Engine に Datasmith のインポート オプションは表示されません。サポートされる一部のファイル形式では、追加のプラグインが必要になります。

建築 または 自動車、プロダクト デザイン、製造 テンプレートのいずれかを使ってプロジェクトを開始した場合は、一部またはすべての Datasmith プラグインがデフォルトで有効になっています。

追加のソフトウェア

サポートされる一部のファイル形式については、インポートに追加のソフトウェアが必要になります。以下のファイル形式には特定のソフトウェア要件があります。

ファイル形式

要件

.wire

当該の .wire ファイルと互換性のあるバージョンの Autodesk Alias AutoStudio をインストールします。

Datasmith コンテンツを Unreal Engine にインポートする

  1. Unreal Editor で、Datasmith コンテンツをインポートする先のプロジェクトを開きます。

  2. プロジェクト内の既存のレベルにコンテンツをインポートする場合は、そのレベルを開きます。それ以外の場合は、新しいレベルを作成するか、デフォルトのレベルを使用します。

  3. メイン ツールバーから [Create (作成)] メニューを開き、[Datasmith] > [File Import (ファイルのインポート)] を選択します。ファイルをインポートするダイアログが開きます。

    The Datasmith import option in the Create menu

  4. インポートするファイルを選択して [Open (開く)] をクリックします。ファイルのダイアログが開きます。

  5. インポートしたコンテンツを格納するプロジェクト内の場所を選び、[OK] をクリックします。[Datasmith Import Options (Datasmith インポート オプション)] ダイアログが開きます。

    Datasmith コンテンツ用に最上位に新しいフォルダを作成するには、ファイル ダイアログ内の空白の領域を右クリックします。既存のフォルダにサブフォルダを作成するには、その既存のフォルダを右クリックします。

  6. [Datasmith Import Options] ダイアログで、ソース ファイルからインポートするコンテンツのタイプを選択し、必要に応じてその他のインポート オプションを設定します。

    Set import options

    [Datasmith Import Options] ダイアログには、ファイル形式に応じて異なるインポート オプションが表示されます。インポート オプションの詳細については、「Datasmith インポート オプション」を参照してください。

  7. インポート オプションの設定が完了したら、[Import (インポート)] をクリックします。Datasmith によって以下の処理が行われます。

    • インポートしたファイルを読み取る。

    • プロジェクト内に新しいアセットを作成する。

    • Datasmith シーンを現在のレベルに配置する。

    インポート プロセスの詳細については、「Datasmith の概要」を参照してください。

インポート プロセスをカスタマイズする

Datasmith のインポート プロセスは、次の方法でカスタマイズできます。

  • ブループリント ビジュアル スクリプト処理か Python スクリプトを使ってインポートを自動化する。詳細については、「Datasmith インポート プロセスをカスタマイズする」を参照してください。

  • Dataprep を使って、インポート時にデータに対して追加の処理を実行する。Dataprep のインポート「レシピ」を保存して再利用することで、一連の独自のアセット インポート パイプラインを作成できます。詳細については、「Dataprep インポートのカスタマイズ」を参照してください。

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