Datasmith でサポートされているソフトウェアとファイルの種類

Datasmith で使用できるすべてのサードパーティ ソフトウェア アプリケーションとデータ形式の詳細について説明します。

以下の表には、Datasmith で現在使用できるソフトウェア アプリケーションとファイル形式が示されています。

[Status (ステータス)] 列には、それぞれの種類のソフトウェアまたはファイル形式について期待される対応レベルが、次のアイコンによって示されています。

アイコン

意味

Production-ready

プロダクションで使用できます。

Beta or Experimental

ベータ版または実験的機能であり、テスティングとフィードバック目的で顧客と共有されています。さらなる変更が予想され、場合によっては将来当社で非推奨にする可能性もあります。

ワークフロー タイプ」は、デザイン アプリケーションからの情報をどのようにパッケージ化するかを示しています。

  • 直接」は、Unreal の Datasmith インポータ プラグインがアプリケーションのファイル形式を直接読み取ることを意味します。

  • エクスポート」は、Datasmith で Unreal Engine にインポートする前に、コンテンツをアプリケーションから特定のファイル形式にエクスポートする必要があることを意味します。アプリケーションにすでに組み込まれている機能を使ってコンテンツをエクスポートします。

  • エクスポート プラグイン」は、デザイン データを Datasmith が Unreal にインポートする形式にエクスポートするために、アプリケーションに新規プラグインをインストールする必要があることを意味します。

下記の「インポータ プラグイン」列は、それぞれの種類のファイルをインポート可能にするために Unreal Engine プロジェクトで有効にする必要のある Datasmith インポータ プラグインを示します。このプロセスの詳細については、「Unreal Engine に Datasmith コンテンツをインポートする」を参照してください。

すべての Datasmith エクスポータ プラグインは「Datasmith エクスポータ プラグイン」ページからダウンロードできます。

サポートされるアプリケーション

アプリケーション

サポート レベル

バージョン

ワークフロー タイプ

インポータ プラグイン

3D ACIS

Production-ready

2023 まで

直接

CAD

3DEXCITE DELTAGEN

Production-ready

2017–2023

エクスポート (FBX のみ)

FBX

ArcGIS CityEngine

Production-ready

エクスポート プラグイン

Datasmith

Autodesk 3ds Max

Production-ready

2016–2024

エクスポート プラグイン

Datasmith

Autodesk Alias

Production-ready

2023 まで

直接

CAD

Autodesk AutoCAD

Beta or Experimental

直接

CAD

Autodesk Inventor

Production-ready

2024 まで

直接

CAD

Autodesk Revit

Production-ready

2016.3–2023*

エクスポート プラグイン

Datasmith

Autodesk Navisworks

Production-ready

2019–2023

エクスポート プラグイン

Datasmith

Autodesk VRED

Production-ready

VRED Professional 2018–2023

エクスポート プラグイン

FBX

Dassault Systèmes CATIA V5

Production-ready

V5_6 R2023 まで

直接

CAD

Dassault Systèmes SOLIDWORKS

Production-ready

2023 まで

エクスポート プラグイン

CAD

Dassault Systèmes SOLIDWORKS

Beta or Experimental

2020–2023

直接

Datasmith

Graphisoft Archicad

Beta or Experimental

23–26

エクスポート プラグイン

Datasmith

Maxon Cinema 4D

Production-ready

直接

C4D

McNeel Rhinoceros

Production-ready

7 まで

エクスポート プラグイン

Datasmith

McNeel Rhinoceros

Production-ready

6 まで

直接 (.3dm ファイル)

Datasmith

PTC Creo (Pro/ENGINEER)

Production-ready

Pro/Engineer 19.0 から Creo 10.0 まで

直接

CAD

Siemens NX

Production-ready

V11–V18、NX–NX12、NX1847–NX2212

直接

CAD

Trimble SketchUp Pro

Production-ready

2019–2023

エクスポート プラグイン、DirectLink

Datasmith

* Unreal Engine 5.3 では、Autodesk は新しいバージョンの Revit エクスポータ プラグインを管理するようになっており、直接 Revit 2024+ で出荷されます。UE は、このプラグインを引き続きサポートしており、ダウンロード ページから古いバージョンのプラグインを入手できます。

サポート対象のファイル形式と標準

ファイル形式または標準名

サポート レベル

バージョン

ワークフロー タイプ

インポータ プラグイン

3DXML

Production-ready

V5-6 R2019 (R29) まで

直接

CAD

Industry Foundation Classes (IFC)

Production-ready

IFC2x Edition 2、3、4

直接

CAD

Initial Graphics Exchange Specification (IGES)

Production-ready

5.1, 5.2, 5.3

直接

CAD

JT Open

Production-ready

10.6 まで

直接

CAD

Parasolid (x_t)

Production-ready

35.1 まで

直接

CAD

Siemens PLM XML

Production-ready

7.0.3 以降 (TeamCenter 11 以降との互換性あり)

直接

CAD

STEP

Production-ready

AP203、AP214、AP242

直接

CAD

macOS 用エクスポータ プラグイン

現時点では、Unreal Editor に装備されているほとんどの エクスポート プラグイン と Datasmith インポータは Microsoft Windows プラットフォーム向けのみです。Unreal Engine 4.27 では、macOS の以下のアプリケーションからのエクスポートもサポートしています。

アプリケーション

サポートされるバージョン

Trimble SketchUp Pro

2019–2023

Graphisoft Archicad

23–26

McNeel Rhinoceros

6, 7

Unreal Engine が直接サポートする形式

Unreal Engine では、FBX ファイルのインポートとエクスポートに対するビルトイン サポートを提供しています。

FBX ベースのこれらのワークフローは、個々のオブジェクト操作に重点が置かれる傾向の多いゲーム要件をサポートするよう最適化されています。一方で、Datasmith はシーン全体を取り込むため、そこに数千にも及ぶオブジェクト (さらに、それぞれに含まれる、幅広いソースからのマテリアル、ピボット、スケール、階層、メタデータ) が含まれる可能性もあります。ただし、FBX がニーズや目的に適うものであれば、FBX インポート パイプラインを使用してください。たとえば、Unreal レベルで Datasmith コンテンツを補強するために使用する追加の環境設定の一部をインポートするために使用する場合などがあります。

詳細については、「FBX コンテンツ パイプライン」を参照してください。

下位互換性

Unreal Studio はオープン ベータ段階にあるため、新機能追加を目的として Datasmith ファイル形式やインポータ プラグインの動作が随時変更される場合もあります。この段階では、Unreal のすべてのバージョンと Datasmith エクスポート プラグインのすべてのバージョン間での下位互換性は保証されません。エクスポート プラグインの旧バージョンで生成された「.udatasmith」ファイルを新しいバージョンの Unreal Engine にインポートできる場合もありますが、それに依存すべきではありません。

エクスポートされたファイルで使用する Unreal Engine および Datasmith プラグインのバージョンに該当するバージョンのエクスポート プラグインを必ず使用してください。Datasmith を最大限利用し、最新の修正プログラムと機能を活用するには、使用可能な最新バージョンの Unreal Engine とエクスポート プラグインを常に使用することをお勧めします。

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