Niagara システムとエミッタ モジュールのリファレンス

このページにはNiagara システムとエミッタ モジュールのリファレンスの一部のドキュメントへのリンクが含まれています。

このページでは、Niagara のモジュールの仕組みに関する基本情報を説明します。参照情報の下の各リンク先には、Niagara プラグインで含まれるアイテムとモジュールの各グループに関する説明があります。

Niagara Selection スタック モデル

Niagara でのパーティクル シミュレーションは、スタック シミュレーションがスタックの上流から下流に向かって、モジュールと呼ばれるプログラム可能なコード ブロックを順番に実行して行われます。各モジュールは、モジュールの実行時を説明するグループに割り当てられます。

System Group に属するモジュールを最初に実行し、各エミッタと共有されている動作を処理します。次に、Emitter グループのモジュールとアイテムを一意の各エミッタに対して実行します。その次に、Particle グループのパラメータを個々のエミッタで一意の各エミッタに対して実行します。最後に、各エミッタがシミュレートされたパーティクル データを画面に出力する方法を Render グループのアイテムが記述します。

Selection Stack に関する詳細は、「Niagara のキー コンセプト」の「Niagaraにおけるスタック選択およびスタック グループ」セクションを参照してください。

モジュールはアイテムですが、アイテムはモジュールではありません。「モジュール」はユーザーが作成することができる編集可能なアセットです。「アイテム」はユーザーが作成することはできないシステムまたはエミッタの一部を指します。アイテムの例は、システム プロパティ、エミッタ プロパティ、レンダラです。

実行ステートの管理

Niagara システムと Niagara エミッタには、シミュレーションの実行方法を定義する独特の実行ステートが付いています。システムの一部であるエミッタには、所有しているシステムとは別に、それぞれユニークな実行ステートがあるので、所有しているシステムと独立して実行方法を変更することができます。可能な実行ステートは以下の通りです。

  • Active:システムまたはエミッタによりシミュレーションが行われ、スポーンが可能です。

  • Inactive:システムまたはエミッタによりシミュレーションは行われませんが、新規のスポーンが可能です。

  • InactiveClear:システムまたはエミッタにより所有するすべてのパーティクルが破壊された後、"Inactive" 実行ステートへ移ります。

  • Complete:システムまたはエミッタによりシミュレートは行われず、レンダリングも実行されません。

設定、グループ、レンダラ

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