Burn In を適用する

UMG からレンダリングしたシーケンサー ムービーにオーバーレイを適用する方法について説明します。

コンテンツ

シネマティックス ムービーを作成し、出力する場合、ショット名、日付、時刻、フレーム情報などの表示しているシーンに関する情報を持ったオーバーレイを含めることができます。 こうしたオーバーレイは、Burn In (バーンイン、焼き付け) と呼ばれます。出力時にムービーに焼き付けられるからです。 多くの場合、現実の映画製作でも、監督、映像編集者やシーンを見ている人に対してその内容に関する情報を示すプロセスがあります (中には版権情報の透かしが入るものもあります)。

シーケンサー では、出力したムービーにバーンインを適用できます。ショットに関する一般情報を示すデフォルトのバーンインを利用することができます。 このガイドでは、シネマティックスの出力時にデフォルトのバーンイン オプションを有効にする方法を説明します。

ここでは Blueprint Third Person Template プロジェクトを使い、小さなサンプル シネマティックスを作成しました。

ステップ

  1. レベル シーケンス を出力する準備が整ったら、レベル シーケンス 内で [Render Movie (ムービー出力)] ボタンをクリックします。

    Overlay01.png

  2. [Render Movie Settings (ムービー出力設定)] ウィンドウで、[Show Advanced (詳細を表示)] 拡張ボタンをクリックします。

    Overlay02.png

  3. [Burn in Options (バーンイン オプション)] で、[Burn in Class (バーンイン クラス)] ドロップダウンをクリックし、[DefaultBurnIn (デフォルトのバーンイン)] を選択します。

    Overlay03.png

    これでバーンイン設定を定義できるようになります。

    Overlay04.png

  4. オプションをデフォルトのままにして、[Capture Movie] をクリックします。

最終結果

ムービーのキャプチャが完了したら、ムービー再生時にシネマティックスに類似のオーバーレイ表示が適用されているのがわかります。デフォルトのバーンインは、上部中央にレベル シーケンス名を、その後に現在の日付を適用します。左下部には、現在のショット名が適用されます (またはショットを使っていない場合は、レベル シーケンス名)。下部中央には、マスター シーケンスの時間とフレーム カウントが表示されます。下部右側には、現在のショット フレームが表示されます。

こうした各オプションを変更して、 [Burn in Options][Settings] セクション内で独自のテキストを表示することができます。さらに、デフォルトの Burn In オプションで透かしを適用したり、フォントを変更したりすることができます。

上の動画をフルスクリーンや、 YouTube で見るとオーバーレイ表示が一層クリアに見えます。

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