アウトライナー

現在のレベル内にあるすべてのアクタの階層ツリー ビュー。選択やアタッチなどに使用されます。

[Outliner (アウトライナー)] パネルには、シーン内のすべてのアクタが階層ツリー ビューで表示されます。アウトライナーを使用すると、以下のことを行うことができます。

  • アクタを選択および変更する

  • 名前、タイプ、その他の特性でアクタを検索およびフィルタリングする

  • 高度な検索演算子を使用してアクタの検索をさらに絞り込む

  • 表示されるアクタ情報をカスタマイズする

アウトライナーのインスタンスを最大で 4 つ使用でき、各インスタンスの設定を個別にカスタマイズできます。アウトライナーのインスタンスを切り替えるには、[Outliner] タブを右クリックして別のアウトライナーを選択するか、Unreal Engine のメイン メニューで [Window (ウィンドウ)] > [Outliner] に移動します。

Multiple Outliners

アウトライナー インスタンスの切り替え。

アウトライナーのアクション

アウトライナーでアクタに対して以下のアクションを行うことができます。

アクション

説明

左クリック

アクタを選択します。

右クリック

ビューポートでアクタを右クリックしたときに表示されるのと同じコンテキスト メニューが表示されます。このコンテキスト メニューを使用すると、ビューポートにあるそのアクタに移動することなく、アクタを素早く変更できます。

左クリックしたままでドラッグ

ドラッグしているアクタを別のアクタにアタッチします。

F キーボード ショートカット

アウトライナーでアクタを選択した状態:ビューポートでそのアクタにフォーカスが移動します。 ビューポートでアクタを選択した状態:アウトライナーのアクタのリストが、選択されているアクタまでスクロールします。

アウトライナーで検索してフィルタリングする

アウトライナーの 検索 ボックスを使用して、シーン内のアクタのリストを検索して素早くフィルタリングできます。デフォルトでは、検索すると、検索用語に部分一致するすべてのアクタが表示されます。複数の検索用語を指定している場合は、すべての用語が含まれているアクタのみが表示されます。

アウトライナーで検索する場合は、高度な検索構文 のすべての演算子を使用できます。

最もよく使用される演算子を以下に示します。

演算子

アクション

-

指定された用語に一致するアクタを除外します。

-Sky

+

部分一致ではなく、用語に完全に一致するアクタが表示されます。

+SkySky と一致するが、Skylight は除外される

自分が行った検索を カスタム フィルタ として保存し、[Filter (フィルタ)] ドロップダウンの [Custom Filters (カスタム フィルタ)] カテゴリでカスタム フィルタにアクセスできます。カスタム フィルタはユーザーごとにグローバルに保存されているため、それを作成したユーザーのすべてのストリームおよびプロジェクトで利用できます。

Filters in the Outliner

アウトライナーの [Filters (フィルタ)] メニュー。

アウトライナーでのアクタの フィルタリング の動作は、コンテンツ ブラウザでの アセット フィルタリング と同様です。

アウトライナーをカスタマイズする

任意の列ヘッダを 右クリック するとコンテキスト メニューが表示され、列名の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにすることで、アウトライナーで表示または非表示にする列を選択できます。

Show and hide Outliner columns

アウトライナーの列の表示/非表示の切り替え。

検索では、列の表示/非表示に関係なく、アウトライナーのすべての列にある用語が一致します。

列ヘッダを 左クリックしたままでドラッグ すると、その列のサイズを変更できます。

ビューポートでアクタを選択すると、アウトライナーでは常にそのアクタまでスクロールされます。この動作を無効にするには、アウトライナーの [Settings (設定)] メニューで [Always Frame Selection (常時フレーム選択)] を切り替えます。

ue5_1-center-actor.gif

[Always Frame Selection] オプションをオンまたはオフに切り替えた場合の、アニメーション化されたデモ。

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