Unreal Engine 入門

Unreal Engine 入門

Windows
MacOS
Linux

この PDF ドキュメントは、Unreal Engine 4 を用いた開発プロセスの開始を支援する目的で、以下のトピックを取り扱っています。

参考文献 UE4 機能に関するオンライン文書を、 Unreal Developer Network (UDN) からご利用いただけます。 UDN はユーザーと Epic を接続するインターフェースとして機能し、問題発生時に特定の質問を投稿することができます。UDN ドキュメント入門 を参照して UDN についてさらに学ぶことができます。

ハードウェアおよびソフトウェア要件

Unreal Engine には、エディタを実行するための特定のハードウェアおよびソフトウェア要件がいくつかあります。このページでは、これらの要件に加え、Unreal Engine インストーラに含まれる前提条件インストーラによってインストールされるものについて説明します。

推奨ハードウェア

オペレーティング システム

Windows 10 64-bit

プロセッサ

Quad-core Intel Intel または AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ

メモリ

8 GB RAM

ビデオカード/DirectX Version

DirectX 11 または DirectX 12 対応のグラフィック カード

オペレーティング システム

macOS 10.14 Mojave

プロセッサ

Quad-core Intel、2.5 GHz 以上

メモリ

8 GB RAM

ビデオ カード

Metal 1.2 対応のグラフィック カード

オペレーティング システム

Ubuntu 18.04

プロセッサ

クアッドコア Intel または AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ

メモリ

32 GB RAM

ビデオ カード

最新の NVIDIA バイナリ ドライバー付きの NVIDIA GeForce 960 GTX 以上

ソフトウェアの必要最低条件

エンジンまたはエディタを実行するための最小要件は以下のとおりです。

エンジンを実行する

オペレーティング システム

Windows 7

DirectX Runtime

DirectX End-User Runtimes (June 2010)

エンジンを実行する

オペレーティング システム

macOS 10.14 Mojave

エンジンを実行する

Operating System

CentOS 7.x 以降の合理的な新しい Linux ディストリビューション

Linux Kernel Version

kernel 3.x 以上

Additional Dependencies

glibc 2.17 以上

Unreal Engine を使用して開発するプログラマーの要件は、次のとおりです。

エンジンで開発を行う

「エンジンの実行」に必要な全ての条件 (自動インストール)

Visual Studio Version

  • Visual Studio 2017 v15.6 以降 (推奨)

  • Visual Studio 2019

今回の UE4 のリリースから、Windows の Visual Studio 2013 はサポート対象外となりました。このリリースの UE4 を使用して開発中の場合、VS 2017 または VS 2019 のいずれかを使用する必要があります。

iOS APP 向けの開発

iTunes バージョン

iTunes 11 以上

エンジンで開発を行う

Xcode バージョン

9.4

エンジンで開発を行う

オペレーティング システム

Ubuntu 18.04

コンパイラ

clang 6.0.1

オプション

IDE

Visual Studio Code, CLion, QtCreator

前提条件インストーラによってインストールされるソフトウェア

Unreal Engine には、いくつかの DirectX コンポーネントと Visual C++ 再頒布可能パッケージを含む、エディタとエンジンを実行するために必要なすべてをインストールする必須コンポーネント インストーラが含まれています。Epic Games Launcher から Unreal Engine をインストールすると、Launcher はこれらの必須コンポーネントを自動的にインストールします。ただし、ソースから Unreal Engine をビルドする場合、また、特別な目的 ( Swarm Agent として挙動する新しいコンピューターを設定するなど) のために Unreal Engine のすべての必須コンポーネントを備えたコンピューターを準備する場合は、必須コンポーネント インストーラーを自分で実行しなければならない場合があります。

このインストーラは、Windows の 32-bit と 64-bit 用に別々の実行ファイルで、Unreal Engine がインストールされている場所の「Engine/Extras/Redist/en-us」フォルダに入っています。

Perforce を使って Unreal Engine のソースコードを取得する場合は、Perforce レポジトリの同じ「Engine/Extras/Redist/en-us」フォルダの中にコンパイル済みバイナリが入っています。インストーラのソースは Engine/Source/Programs/PrereqInstaller にあります。

以下の表は必須コンポーネント インストーラのインストール対象ソフトウェアです。

DirectX Components

Visual C++ Redists

XInput 1.3 (April 2007)

Visual C++ 2010 CRT

X3DAudio 1.7 (February 2010)

Visual C++ 2010 OpenMP library

XAudio 2.7 (June 2010)

Visual C++ 2012 CRT

D3D Compiler 4.3 (June 2010)

Visual C++ 2013 CRT

D3DCSX 4.3 (June 2010)

Visual C++ 2015 CRT

D3DX9 4.3 (June 2010)

D3DX10 4.3 (June 2010)

D3DX11 4.3 (June 2010)

このリストで最も重要な DirectX コンポーネントは、XInput、X3DAudio、および XAudio の依存関係です。これらは DirectX (デフォルトでは Windows とともに配布されない) の標準インストールには含まれていないため、手動でインストールするか、アプリケーションとともに配布する必要があります。

グラフィック カード ドライバ

各カード メーカーの最新の安定版リリースの使用を推奨します。

パフォーマンス ノート

このリストには、Epic で使用される典型的なシステムを示しており、Unreal Engine 4 でゲームを開発するための合理的なガイドラインとなっています。

  • Windows 10 64-bit

  • 64 GB RAM

  • 256 GB SSD (OS Drive)

  • 2 TB SSD (Data Drive)

  • NVIDIA GeForce GTX 970

  • Xoreax Incredibuild (Dev Tools Package)

  • Six-Core Xeon E5-2643 @ 3.4GHz

Xoreax Incredibuild (開発ツール パッケージ) が使えない場合は、12 から 16 コアのマシンでコンパイルすることをお勧めします。ただし、XGE を使用した場合と使用しない場合のコンパイルの詳細については、「Hardware Benchmarks (2017) 」のリファレンスを参照してください。

Unreal Engine の取得

ライセンシーの方は Epic の Perforce (P4V) プロキシ サーバーから Unreal Engine 4 (UE4) のダウンロードが可能です。Perforce サーバーへのログイン認証情報は Epic が発行する UDN のウェルカムメールでチームのテクニカル リード宛に送信されます。ログイン認証情報は各チームに 1 セットのみの発行となっています。

ソースコードのブランチ

リポジトリにアクセスすると、UE4 のソースコードが 3 つのブランチで発行されていることが分かります。

Branches.png

Release ブランチ

Release ブランチ は、弊社 QA チームが十分なテストを行っており、ここから UE4 の学習やアンリアルのゲーム作成を開始すると良いと思います。隔月または 2 ヶ月おき程度にビルドをリリースできるように、このブランチの安定化に尽力しています。

Promoted ブランチ

Promoted ブランチ は、デザイナーとアーティストによる使用のためにビルドが更新されます。ユーザー登録した皆さんが、安定が確認された UE4 の最新機能にアクセスできるように、毎日更新を心掛けています。UE4 の機能開発について、このブランチでしっかり学習することができます。

Master ブランチ

Master ブランチには最新技術が含まれているので、UE4 はソースからのコンパイルを保証していません。

Master ブランチ はエンジン チームが行った 『Live Changes 』を追跡します。経験豊富な方々は、通常、このブランチで UE4 のデベロッパーと連携して作業します。

新規リリースやホットフィックスを安定させるために、この他のブランチも表示される場合が時々あります。

Epic の Perforce に接続するには、SSL 機能を利用する必要があります。Perforce クライアント (P4V、 p4、 または API) の 2012.1 以上のバージョンを実行しなければなりません。グローバル DNS 名を使用し、レイテンシー ベースのルーティングを利用して、最も近い Perforce の地域のプロキシに自動的に接続することができます。または、地域のプロキシに直接接続して、確実に常に最も近いプロキシに接続することができます。

Epic の Perforce サーバーに接続する

  1. Windows 版 P4V Perforce クライアントをインストールします。クライアントは Perforce をダウンロード ページからダウンロードすることができます。

    Perforce Client

  2. Open Connection ダイアログで、以下の接続情報を入力します。

    • Server: ssl:p4-licensee.epicgames.com:1666

      上記のアドレスは地理的位置に応じて最適なレイテンシーで地域のプロキシに自動的に接続します。何らかの理由で、特定地域のプロキシに接続する必要があれば、以下のアドレスを使用して接続することができます。 米国東部 (バージニア): ssl:p4-licensee-east.us.epicgames.com:1666 米国西部 (オレゴン): ssl:p4-licensee-west.us.epicgames.com:1666 アジア太平洋北東地域 (東京): ssl:p4-licensee-northeast.ap.epicgames.com:1666 欧州中央部 (フランクフルト): ssl:p4-licensee-central.eu.epicgames.com:1666

    • User:Epic Games が付与する Perforce のユーザー名です。

    • Password:Epic Games が付与する Perforce のパスワードです。

  3. [OK] をクリックして Perforce サーバーに接続します。

  4. P4V で [Connection > New Workspace] の順に選んでエンジンの新規ワークスペースを作成します。以下の情報を入力して、[OK] をクリックして以下のようにワークスペースを作成します。

    • Workspace name: UE4_TeamName (これは推奨例です。チーム名で終わっている限り、何でもお好みのワークスペース名を選ぶことができます)。

    • Stream:[Browse] をクリックして、利用可能なストリームのリストから //UE4/Release-Latest を選択します。

    new_workspace.png

  5. [Depot] ペインで [Filter Depot] ボタンをクリックし、[Tree Restricted to Workspace View] を選択します。

    filter_depot.png

Epic では、すべてのブローカーとプロキシの SSL エンド ポイントに対して一貫した認証の指紋 (fingerprint) を維持しています。しかし、Perforce では IP アドレス + 指紋のペアに対して信用 (trust) が必要です。初めてエンドポイントに接続する場合は、そのエンドポイントを明示的に信用しなければなりません。Epic の指紋は、45:0D:78:E2:0E:9E:E4:82:45:80:16:36:29:5E:54:4D:66:31:6C:43 です。

P4V はその新しいエンドポイントを信用するように促します。

fingerprint.png

コマンドライン p4 は、p4 trust コマンドを使用します。

$ p4 trust -y
The fingerprint of the server of your P4PORT setting
'ssl:p4-licensee-east.us.epicgames.com:1666' (52.23.106.194:1666) is not known.
That fingerprint is 45:0D:78:E2:0E:9E:E4:82:45:80:16:36:29:5E:54:4D:66:31:6C:43
Added trust for P4PORT 'ssl:p4-licensee-east.us.epicgames.com:1666' (52.23.106.194:1666)

ローカルのプロキシ サーバーを使用する

ローカル プロキシを実行している場合は、地域のプロキシ サーバーを使用する代わりに、ブローカーを通して接続しなければなりません。以下のアドレスを使用してグローバル ブローカーに接続することができます。

  • ssl:p4-licensee.epicgames.com:1666

上記のアドレスは地理的位置に応じて最適なレイテンシーで地域のブローカーに自動的に接続します。何らかの理由で、特定の地域のブローカーに接続する必要があれば、以下のアドレスを使用して接続することができます。

  • United States East (Virginia): ssl:p4-licensee-east.us.epicgames.com:1666

  • Asia Pacific Northeast (Tokyo): ssl:p4-licensee-northeast.ap.epicgames.com:1666

  • Europe Central (Frankfurt): ssl:p4-licensee-central.eu.epicgames.com:1666

Unreal Engine 4 をダウンロードする

Perforce のデポの //UE4/Release-Latest ストリーム経由でライセンシー向けに Unreal Engine 4 を配布しています。以下が含まれます。 エンジン全体と合わせてゲーム例、サンプル、デモという形式でいくつかの追加プロジェクトを配布します。必要に応じて、 すべてをダウンロードするか、必要なものだけを選んでダウンロードするオプションがあります。設定時間をなるべく短くするために、 まず最初に最低限必要なものをダウンロードし、 後から随時追加していく方法をお勧めします。この方法ですと、ダウンロード完了までの待ち時間を劇的に短縮することができます。

//UE4/Release-Latest ストリームには多くのファイルが格納されておりダウンロードのトータル サイズが数ギガバイトになります。 このため、ブランチ全体の同期にはかなりの時間がかかります。

  1. UE4 ストリームで 右クリック して、 [Get Latest Revision] を選択します。

    Perforce - Get Latest Revision

  2. すべてのファイルの最新バージョンがダウンロードされます。

ソース コードのダウンロード

Unreal Engine のソースコードをダウンロードするには、以下の手順に従います。

作業を開始する前に、インストールされている Visual Studio 2015 (以降) for Windows Desktop を実行していることを確認してください。

  1. GitHub for Windows をインストールし、レポジトリにフォークおよびクローン ルします。 コマンドラインで Git を使用する場合は、『Git を設定する』『レポジトリをフォークする』 に関する記事を参照してください。

    Git を使用しない場合は、右側の [Download ZIP] ボタンを使ってソースを取得してください。ビルトインされている Windows zip ユーティリティがインターネットからダウンロードされた zip ファイルのコンテンツの実行を安全でないとマーク付けするので、解凍前にこの zip ファイルを右クリックして [Properties...] および [Unblock] を選択します。サードパーティ zip ユーティリティではこの作業は通常行われません。

  2. Visual Studio 2017 をインストールします。

    Visual Studio 2017 のデスクトップ エディションは、Visual Studio Community 2017 を含めて UE4 をビルドします。小規模チームおよびインディー デベロッパーは無料で利用できます。 C++ サポートはデフォルトでは有効になっていません。インストールの際に必ず入れるようにしてください。

  3. エクスプローラでソースフォルダを開き Setup.bat を実行します。 これにより、エンジン用バイナリ コンテンツのダウンロード、前提条件のインストール、Unreal Engine ファイルの関連付けの設定が実行されます。

    Windows 8 では SmartScreen からの警告が表示される場合があります。まず [More Info]、次に [Run Anyway] をクリックして続行します。

    エンジン バイナリ全体のダウンロード サイズは現在 3-4 GB なので、完了までに時間を要することがあります。 その後のチェックアウトはインクリメンタル方式のダウンロードのみなので、かなり高速になります。

  4. GenerateProjectFiles.bat を実行してエンジン用のプロジェクト ファイルを作成します。1 分もかからずに完成します。

  5. UE4.sln」ファイルをダブルクリックして、プロジェクトを Visual Studio にロードします。ソリューション コンフィギュレーションを [Development Editor]、ソリューション プラットフォームを [Win64] にそれぞれ設定し、UE4 ターゲットを右クリックして [Build] を選択します。システム仕様によっては、コンパイル完了に 10 分から 40 分程度かかることがあります。

  6. コンパイルが完了したら、スタートアップ プロジェクトを [UE4] に設定し、F5 を押してデバッグし、Visual Studio からエディタをロードします。

  1. GitHub for Mac をインストールし、レポジトリにフォークおよびクローン します。

    ターミナルで Git を使用する場合は、『Git を設定する』『レポジトリをフォークする』 に関する記事を参照してください。 Git を使用しない場合は、'Download ZIP' ボタンを使ってソースを直接ダウンロードしてください。

  2. Xcode の最新版をインストールしてください。

  3. Finder でソースフォルダを 開き Setup.sh をダブルクリックしてエンジンのバイナリ コンテンツをダウンロードします。ダウンロードしたらターミナルのウィンドウを閉じます。

    Zip ファイルでソースをダウンロードすると、デベロッパーとして認識できない旨の警告が表示されます (GitHub 上の Zip ファイルはデジタル署名されていないので)。 回避するには、Setup.コマンドを右くりっくして、[Open] を選択し、[Open] ボタンをクリックします。

  4. 同じフォルダの中の GenerateProjectFiles.command をダブルクリックします。完了までに 1 分弱程度かかります。

  5. プロジェクトを XCode にロードするには、「UE4.xcworkspace」 ファイルをダブルクリックします。タイトルバーで My Mac ターゲット向け ShaderCompileWorker を選択し、次に [Product] > [Build] を選択します。Xcode のビルドが終了したら、My Mac ターゲット向け UE4 を選択し同じことをします。システム仕様によっては、コンパイルに 15 分から 40 分程度かかることがあります。

  6. コンパイルが終了したら [Product] > [Run] を選択してエディタをロードします。

弊社のデベロッパーおよびサポートチームは Ubuntu の最新版を使用しているため、他の Linux ディストリビューション (Ubuntu の他のバージョンも含めて) に対するサポートができない場合があります。

  1. Set up Git および fork our repository 。 Git を使用したくない場合は、'Download ZIP' ボタンを使ってソースを Zip ファイルでダウンロードしてください。

  2. ソースフォルダを 開き Setup.sh を実行して、エンジンのバイナリ コンテンツを ダウンロード します。

  3. クロスコンパイルとネイティブ ビルドがサポートされます。

Windows (Mac もサポート予定) デベロッパーが一番楽な方法でゲームを Linux 向けにパッケージ化する場合、クロスコンパイル が便利です。その場合、クロスコンパイラ ツールチェーン のインストールが必要です (Wiki の Linux 向けクロスコンパイルの説明 をご覧ください)。

ネイティブ コンパイルREADME および コミュニティ Wiki ページ で説明されています。

GitHub 上のソースコード レポジトリから Unreal Engine をダウンロードおよびビルドする方法を説明します。Unreal Engine のバイナリ バージョンをダウンロードしたい場合は、 Unreal Engine をインストールする ドキュメントで Unreal Engine を取得する 方法を学習してください。

ライセンス契約と貢献

GitHub 上の Unreal Engine へのアクセス、使用は、EULA (エンドユーザーライセンス契約書) によって規定されます。随時修正される、EULA の条件に従わない場合は、Unreal Engine へのアクセスや使用は許可されません。

GitHub の プル リクエスト を用いた Unreal Engine の開発に対する貢献を歓迎します。弊社の進行中の開発のほとんどは、Master ブランチにあります。そのため、そこからプル リクエストを行ってください (特に新機能の場合)。すべての新規コードは、Epic Games のコーディング標準 を順守するようにしてください。すべての貢献は、EULA (エンドユーザーライセンス契約書) の条件によって規定されます。

次のステップ

Unreal Engine のダウンロードとセットアップが終了しました。次は、ソースからエンジンをビルドする へ進みます。

補足説明

新しいソースのビルドから初めてエディタを起動すると、ロード時間が長くかかることがあります。 Unreal Engine はご利用のプラットフォーム向けにコンテンツを 派生データのキャッシュ に最適化します。これは一回だけ行われます。

Unreal Engine のコードのプライベートのフォークは、GitHub アカウントの許可に関連付いています。 サブスクライブの解除または GitHub のユーザー名を切り替える場合は、再度フォークし、ローカル コピーから変更をアップロードする必要があります。

ソースから Unreal Engine をビルドする

ハードウェアおよびソフトウェアの仕様 」を読み、Microsoft Visual Studio 2015 がインストール済であることを確認した後で、ソースから Unreal Engine をビルドしてくださいエンジンのコンパイルには 10 分から 40 分程度かかります (システムの仕様によって異なります)。

  1. ルート ディレクトリ内で、GenerateProjectFiles.bat を実行してプロジェクト ファイルをセットアップします。

    すべてのプロジェクト ファイルは、中間ファイルです ([UE4Root]\Engine\Intermediate\ProjectFiles)。新しいビルドを同期する度にこうしたプロジェクト ファイルを必ず生成し、最新状態にしてください。Intermediate フォルダを削除した場合、'GenerateProjectFiles' バッチファイルを使用してプロジェクト ファイルを再生成しなければなりません。

  2. プロジェクトを Visual Studio にロードするには、UE4.sln をダブルクリックします。

  3. 仕様するソリューション コンフィギュレーションを [Development Editor] に設定します。

    configMenu_updated.png

  4. ソリューション プラットフォームを [Win64] に設定します。

    platform_menu_updated.png

  5. UE4 ターゲットを 右クリック し、Build を選択します。

    BuildUE4.png

Windows 以外のプラットフォームのエンジンのビルドおよび実行ファイルの作成方法については、ソースから Unreal Engine をビルドする をご覧ください。

エディタの起動

エディタの実行プロセスでは、実行するプロジェクトの名前を引数として実行可能ファイルに渡す必要があります。

-debug スイッチを追加すると、すべてのデバッグ シンボルを含むプロジェクトのモジュールのデバッグ バージョンを実行可能ファイルに強制的にロードできます。これは、コンフィギュレーションが 「Debug」 に設定されている Xcode を使用してデバッグする場合でも必要です。メインの実行可能ファイルは、常に Development コンフィギュレーションを使用してコンパイルされるためです。もちろん、まず Debug コンフィギュレーションを使用してモジュールをコンパイルし、実行可能ファイルをロードできるようにする必要があります。

エディタの実行プロセスでは、実行するプロジェクトの名前を引数として実行可能ファイルに渡す必要があります。

-debug スイッチを追加すると、すべてのデバッグ シンボルを含むプロジェクトのモジュールのデバッグ バージョンを実行可能ファイルに強制的にロードできます。これは、コンフィギュレーションが 「Debug」 に設定されている Visual Studio を使用してデバッグする場合でも必要です。メインの実行可能ファイルは、常に Development コンフィギュレーションを使用してコンパイルされるためです。もちろん、まず Debug コンフィギュレーションを使用してモジュールをコンパイルし、実行可能ファイルをロードできるようにする必要があります。

コマンドラインからエディタを実行する

  1. コマンド プロンプトから、「[LauncherInstall]/[VersionNumber]/Engine/Binaries/Mac」ディレクトリへ移動します。

  2. プロジェクトのパスを渡して UE4Editor.app を実行します。

    open UE4Editor.app --args "[ProjectPath]/[ProjectName].uproject"
  1. コマンド プロンプトから、「LauncherInstall][VersionNumber]\Engine\Binaries\Win64」ディレクトリへ移動します。

  2. プロジェクトのパスを渡して UE4Editor.exe を実行します。

    UE4Editor.exe "[ProjectPath][ProjectName].uproject"

実行可能ファイルからエディタを実行する

  1. [LauncherInstall][VersionNumber]\Engine\Binaries\Win64」ディレクトリへ移動します。

  2. UE4Editor.exe」実行可能ファイルを右クリックし、[Create shorcut (ショートカットを作成)] を選択します。

  3. MyProject - Editor.exe」など、MyProject ゲーム エディタを実行するショートカットだとわかるようなショートカット名に変更します。 

  4. 新しく作成したショートカットを右クリックし、[Properties (プロパティ)] を選択します。

  5. 実行するゲームの名前を [Target (リンク先)] プロパティの最後に引数として追加します。

    [LauncherInstall][VersionNumber]\Engine\Binaries\Win64\UE4Editor.exe "[ProjectPath][ProjectName].uproject"
  6. [OK] をクリックして変更を保存します。

  7. ショートカットをダブルクリックして、エディタを起動します。

プロジェクト ブラウザにアクセスするには、エディタを コマンド プロンプト から実行して、特定のプロジェクトを直接ロードするか、引数を指定せずに実行する 必要があります。

引数を使用せずにエディタを実行する (スタンドアロン)

起動時にエディタが最新のプロジェクトを開くように設定されていない場合は、引数を指定せずにエディタの実行可能ファイルを実行すると、プロジェクト ブラウザが起動します。ここから、新規プロジェクトを作成 したり、既存の プロジェクトを開いたり 、または コンテンツ サンプルとサンプルゲーム を開くことができます。

初回プロジェクトの作成

Unreal Editor を開くと、プロジェクト ブラウザが表示されます。プロジェクト ブラウザは、プロジェクトの作成、現行プロジェクト、 またはサンプルゲームやショーケースなどのサンプルコンテンツを開くための出発点です。

Unreal Engine (UE4) を起動すると、Unreal Project ブラウザが自動的に表示されます。

カテゴリとテンプレートを選択する

  1. [New Project] カテゴリで、対象とする産業に最も近い開発カテゴリを選択します。この例では [Games (ゲーム)] が選択されています。他にも、[Film, Television, and Live Events (映画、テレビ、ライブイベント)]; [Architecture, Engineering, and Construction (AEC) (建築、エンジニアリング、建設)];[Automotive, Product Design, and Manufacturing (APM) (自動車、製造設計、製造)] から選択できます。

    クリックしてフルサイズ表示。

  2. プロジェクトに使用するテンプレートを選択して [Next (次へ)] をクリックします。[Project Settings (プロジェクト設定)] ページが開きます。

    クリックしてフルサイズ表示。

    表示されているのは Games カテゴリ用のテンプレートです。その他の産業用には、以下のテンプレートが使用できます。 * **Film, Television and Live Events (映画、テレビ、ライブ イベント)**

    Film, TV and Live Events Templates * **Automotive, Product Design, and Manufacturing (自動車、製造設計、製造)**

    APM Templates * **Architecture, Engineering, and Construction (建築、エンジニアリング、建設)**

    AEC Templates

プロジェクト設定を選択する

1. [Project Settings (プロジェクト設定)] ページで、品質/パフォーマンス レベル、ターゲットとするプラットフォーム、スターター コンテンツを有効にするかどうかを設定できます。

  1. まず、[Blueprint] ドロップダウンをクリックします。[Blueprint] または [C++] を選択します。Unreal Editor でプロジェクトを構築する場合は [Blueprint] を選択し、 ブループリント ビジュアル スクリプティング システムを使ってインタラクションとビヘイビアを作成します。Visual Studio で C++ を使ったプログラミングによってプロジェクトを構築する場合は [C++] を選択します。

    クリックしてフルサイズ表示。

  2. 次に、[Maximum Quality (最高品質)] ドロップダウンをクリックします。コンピューターやゲーム イオンソールでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Maximum Quality (最高品質)] を選択します。モバイル デバイスでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Scalable 3D or 2D (3D または 2D に拡張可能)] を選択します。

    クリックしてフルサイズ表示。

  3. 次に、[Desktop/Console (デスクトップ/コンソール)] ドロップダウンをクリックします。モバイル デバイスでプロジェクトが表示されるように開発する場合は、[Mobile/Tablet] を選択します。そうでない場合は、[Desktop/Console] の設定のままにします。

    クリックしてフルサイズ表示。

  4. 次に、[With Starter Content] ドロップダウンをクリックします。アセットの準備がある場合、またはスターター コンテンツが必要ないバイアは、[No Starter Content (スターター コンテンツを有効にしない)] を選択します。基本的なアセットを使って開始する場合は [With Starter Content (スターター アセットを有効にする)] を選択します。

    クリックしてフルサイズ表示。

  5. [Raytracing Disabled (レイトレーシングを無効にする)] ドロップダウンを探します。プロジェクトをリアルタイム レイトレーシングで表示する場合は、[Raytracing Enabled (レイトレーシングを有効にする)] を選択します。そうでないバイアは [Raytracing Disabled (レイトレーシングを無効にする)] の設定のままにします。

    クリックしてフルサイズ表示。

  6. 最後に、プロジェクトの格納場所を選択して、プロジェクトに名前をつけます。[Create Project (プロジェクトを作成)] をクリックして完了です。

    クリックしてフルサイズ表示。

コード プロジェクトのコンパイル

Blank (空白) のテンプレート、またはいずれかのブループリント専用テンプレートでプロジェクトを作成すると、プロジェクトの作業を Unreal Editor で直ちに開始することができます。ゲームまたはエンジン C++ コードの作業中にゲームに反映させた変更を確認するには、 コードをコンパイルする必要があります。

Unreal Engine 4 (UE4) ではUnrealBuildTool を用いたカスタムビルド手法を使用します。 UnrealBuildTool は、プロジェクトのコンパイルとこれらをエンジンとリンクさせる複雑な部分を全て処理します。標準の Visual Studio のビルド ワークフローを使用してプロジェクトのビルドを行うことができる 透過的なプロセスです。

UnrealBuildTool はゲームプロジェクトのビルドに .Build.cs と .Target.cs ファイルを使用します。これらのファイルは、 プロジェクトが C++ テンプレートを使用して作成された、または CPP Class Wizard を使用して、Blueprints Only テンプレートから作成されたプロジェクトに コードを追加する場合に自動的に生成されます。

ビルド コンフィギュレーション

Unreal プロジェクトは複数のターゲット (Editor、Client、Game、Server) を「*.target.cs」ファイルで記述します。それぞれのファイルは別のコンフィギュレーションにビルドされます。Visual Studio では、それぞれのファイルを異なるコンフィギュレーションで「Visual Studio *.vcxproj」ファイルとして明示します。ソリューション コンフィギュレーションは [Configuration][Target Type] と名付けられます (たとえば、デフォルト エディター ターゲットは "DevelopmentEditor"、デフォルト スタンドアローン型ゲーム ターゲットは "Development")。使用するコンフィギュレーションは、作成するビルドの目的によって決定されます。

各ビルド コンフィギュレーションには、2 つのキーワードがあります。最初のキーワードは、エンジンとゲームプロジェクトのステートを表します。例えば、Debug コンフィギュレーションを使用してコンパイルすると、 ゲームのコードをデバッグすることができます。2 つめのキーワードは、ビルドしているターゲットを示します。例えば、Unreal でプロジェクトを開きたい場合、Editor をターゲット キーワードとして ビルドする必要があります。

ビルド コンフィギュレーション - ステート

説明

Debug

このコンフィギュレーションはデバッグ作業に使用するシンボルを含みます。デバッグ コンフィギュレーションでエンジンとゲームコードの両方をビルドします。Debug コンフィギュレーションを使用してプロジェクトをコンパイルし、Unreal Editor でプロジェクトを開きたい場合、プロジェクトでコード変更が反映されているかを確認するには、"-debug" フラグを使用しなければなりません。

DebugGame

このコンフィギュレーションは、エンジンを最適化してビルドしますが、ゲームコードはデバッグ可能な状態のままにします。ゲーム モジュールのみをデバッグする場合に理想的なコンフィギュレーションです。

Development

エンジン コードおよびゲーム コードの最適化において、このコンフィギュレーションはすべてを有効にしますが最も時間のかかるコンフィギュレーションです。開発およびパフォーマンスの点では理想です。Unreal Editor ではデフォルトで Development を使用します。後で Unreal Editor でプロジェクトを開き、プロジェクトのコード変更が反映されているかを見るには、Development コンフィギュレーションでコンパイルしなければなりません。

Shipping

最適なパフォーマンスを実現し、ゲームを出荷するためのコンフィギュレーションです。このコンフィギュレーションはコンソール コマンド、統計情報、プロファイリング ツールを削除します。

Test

このコンフィギュレーションは、Shipping コンフィギュレーションですが、一部のコンソール コマンド、統計情報、プロファイリング ツールが有効になっています。

ビルド コンフィギュレーション - ターゲット

説明

[empty]

スタンドアローンの実行可能なプロジェクトのバージョンをビルドするコンフィギュレーションですが、プラットフォーム固有のクックされたコンテンツが必要です。クックされたコンテンツに関する詳しい情報については、プロジェクトをパッケージ化する のリファレンス ページをご覧ください。

Editor

エディタでプロジェクトを開き、すべてのコード変更が反映されていることを確認するには、プロジェクトが Editor コンフィギュレーションでビルドしなければなりません。

Client

UE4 のネットワーク構築機能を使ってマルチプレイヤー プロジェクトの作業を行っている場合、このターゲットは指定したプロジェクトを、マルチプレイヤー ゲーム用の UE4 のクライアント サーバー モデルのクライアントとして指定します。<Game>Client.Target.cs ファイルがあれば、Client ビルド コンフィギュレーション ファイルが有効になります。

Server

UE4 のネットワーク構築機能を使ってマルチプレイヤー プロジェクトの作業を行っている場合、このターゲットは指定したプロジェクトを、マルチプレイヤー ゲーム用の UE4 のクライアント サーバー モデルのサーバーとして指定します。<Game>Server.Target.cs ファイルがあれば Server ビルド コンフィギュレーションは有効になります。.

Unreal Engine のディレクトリ構造

最上位には Engine ディレクトリに加えて、ユーザーのゲーム プロジェクトがあります。Engine ディレクトリには、エンジン自体と付随する全ツールが格納されています。各ゲームフォルダには、ゲームに関連する全ファイルが格納されています。それまでのバージョンと比べて UE4 では、エンジンとゲーム プロジェクトとが大きく分かれています。

ルート ディレクトリ

  • Engine - エンジンを構成するすべてのソース コード、コンテンツなどが含まれます。

  • Templates - 新規プロジェクトの作成 時に利用可能なプロジェクト テンプレートのコレクションです。

  • GenerateProjectFiles.bat - Visual Studio でアンリアル エンジンとゲームの作業をするために必要な UE4 ソリューションとプロジェクト ファイルを作成するために使用します。詳細は、IDE のプロジェクト ファイル を参照してください。

  • UE4Games.uprojectdirs - エンジンがサブディレクトリのプロジェクトを探すことができるようにするヘルパー ファイルです。

共通ディレクトリ

以下の一部のサブディレクトリは、エンジンとゲーム プロジェクト ディレクトリ間で共通です。

  • Binaries - コンパイル中に作成された実行ファイルまたは他のファイルが含まれます。

  • Build - プラットフォーム固有のビルドを作成するために必要なファイルを含むエンジンやゲームをビルドするために必要なファイルが保持されます。

  • Config - エンジン動作を制御する設定値のコンフィギュレーション ファイルです。ゲーム プロジェクトのコンフィグ ファイルで設定されている値は、Engine\Config ディレクトリで設定されている値をオーバーライドします。

  • Content - アセット パッケージとマップを含んだエンジンやゲームのコンテンツを保持します。

  • DerivedDataCache - 参照コンテンツのロード時に生成される派生データ ファイルを格納します。参照コンテンツ用のキャッシュ ファイルが無い場合、ロード時間が劇的に長くなります。

  • Intermediate - エンジンやゲームのビルド中に生成される一時ファイルを格納します。ゲームディレクトリでは、シェーダは Intermediate ディレクトリへ保存されます。

  • Saved - 「autosaves」ファイル、「configuration (.ini)」ファイル、そしてログ ファイルを格納します。また、Engine > Saved ディレクトリにはクラッシュ ログ、ハードウェア情報、Swarm オプションとデータが格納されます。

  • Source - エンジンまたはゲームの全ソース ファイルを格納します。エンジンのソースコード、ツール、ゲームプレイ クラスなどが含まれます。 * **Engine** - Engine ディレクトリのソース ファイルは以下のように分類されています。

    * **Developer** - エディタとエンジンの両方で使われるファイル。
    * **Editor** - エディタだけで使われるファイル。
    * **Programs** - エンジンまたはエディタが使用する外部ツール。
    * **Runtime** - エンジンだけが使用するファイル。

    * **Game** - ゲーム プロジェクト ディレクトリ内のソースファイルはモジュールで管理されています。モジュール毎に 1 つのディレクトリです。各モジュールには以下が格納されます。

    * **Classes** - 全ゲームプレイ クラスのヘッダ (`.h`) ファイルを格納します。
    * **Private** - ゲームプレイ クラスの実装ファイルとモジュールの実装ファイルを含んだ全「`.cpp`」ファイルを格納します。
    * **Public** - モジュールのヘッダー ファイルが含まれます。

エンジン固有のディレクトリ

一部のサブディレクトリは Engine ディレクトリ固有のものです。

  • Documentation - ソース ファイルおよびパブリッシュ設定されたファイルの両方のエンジンのドキュメントを格納します。 HTML - 公開された HTML ドキュメント ファイルです。 Source - ソースのマークダウン ドキュメントファイルです。

  • Extras - 追加のヘルパーとユーティリティ ファイルです。

  • Plugins - エンジンで使用するプラグインを含みます。

  • Programs - UE4 ルート ディレクトリに保存されたプロジェクトの設定ファイルおよびログファイル、UnrealFrontend や UnrealHeaderTool などのその他のアンリアル プログラムを格納します。

  • Shaders - エンジンのシェーダー ソースファイル (.usf) を格納します。

Select Skin
Light
Dark

Welcome to the new Unreal Engine 4 Documentation site!

We're working on lots of new features including a feedback system so you can tell us how we are doing. It's not quite ready for use in the wild yet, so head over to the Documentation Feedback forum to tell us about this page or call out any issues you are encountering in the meantime.

We'll be sure to let you know when the new system is up and running.

Post Feedback