Physics Asset ツール の 物理コンストレイント に関連した一般的な手順とステップの数々を説明します。
物理コンストレイントの編集
物理コンストレイントの使用についての説明は 物理コンストレイント ユーザー ガイド 、プロパティについての説明は 物理コンストレイント リファレンス でご覧いただけます。このページでは、物理アセットツール用のワークフローまたは標準からかなり外れたワークフローのみを説明します。
[Constraint Editing Mode]
を 有効 にします。ビューポートまたは [Hierarchy (階層)] ペインで物理コンストレイントを 選択 します。
平行移動と回転を使って物理コンストレイントの 移動と回転 を行い、物理コンストレイントが形成する「ジョイント」の回転ポイントを作成します。
[Details (詳細)] ペインで物理コンストレイントのプロパティを編集します。
"1"、"2"、"3" キーで、Swing1、Swing2、Twist を Limited (制限付き) から Locked (ロック) に簡単に切り替えることができます。"4" キーで、 1 つは設定を「Limited」にして、 残り 2 つを Locked にすることができます。
こまめに保存
してください。
物理アセット ツールのプロパティに関する情報は、物理マテリアルのリファレンス を参照してください。
物理コンストレイントの調整
物理コンストレイントの線形制限あるいは角度制限を使用している場合、それらのアラインメントが表示されます。
物理コンストレイントを平行移動および回転させて、望みの結果になるように制限を調整します。平たく言うと、物理コンストレイントが制限された場合、 緑の円弧あるいはコーンの構造体に黄色の線が表示されます。線はこの円弧またはコーン内に「制約」されます。
物理コンストレイントとこれらのプロパティに関する詳細は、物理コンストレイント ユーザー ガイド を参照してください。
物理コンストレイントのコピー
いずれのモードでも、あるコンストレイントのプロパティを別のコンストレイントへコピーすることができます。
コピー元となるデータのあるコンストレイントを 選択 します。
Ctrl + C を押します。
データの適用先となるコンストレイントを 選択 します。
Ctrl + V を押します。
物理コンストレイントの削除
物理コンストレイントを再生成するのは難しいので、削除には注意してください。
[Constraint Editing Mode]
を 有効 にします。削除したい物理コンストレイントを 選択 します。
[Delete (削除)] キーを 押します。
物理アセットの再生成
物理コンストレイントを再生成するのは難しいので、削除には注意してください。
物理コンストレイントの生成は、物理ボディの作成時のみ行われ、アップストリーム生成のみです。肩から物理コンストレイントを削除する場合、 上腕の物理ボディを削除 (それにより肘の物理コンストレイントも削除されます) してから上腕の物理ボディを再生成する必要があります。これにより、肩の物理コンストレイントは作成されますが、 肘の物理コンストレイントは作成されませんので、このプロセスを腕まで続けなければなりません。
コンストレイントのスナップ機能
物理コンストレイントのスナップ機能は、物理コンストレイントに対し青いロケーターを取り、赤のロケーターに対する位置と回転へスナップします。
[Snap Constraint]