OnlineUser Interface (オンライン ユーザー インターフェース) は、リモートとローカルの両方のユーザーに関してキャッシュされた情報とメタデータすべての中央リポジトリです。このインターフェースは、逆引き参照機能も提供しており、デベロッパーがユーザーの表示名やメール アドレスに基づいてユーザー ID を検索し、Unreal Engine のネイティブ FUniqueId
システムにマッピングすることができます。
ユーザー メタデータを取得して調査する
ユーザー メタデータにアクセスするにはまず、オンライン サービスのデータをリクエストしてキャッシュする必要があります。情報を必要とするユーザーの FUniqueNetId
値のリストおよびリクエストを行うローカル ユーザーのインデックスを指定して QueryUserInfo
を呼び出します。これは非同期プロセスです。終了時に OnQueryUserInfoComplete
型のデリゲートを呼び出します。クエリが正常に実行され、ユーザー情報がキャッシュされたら、収集されたデータがすべて GetAllUserInfo
関数によって返されます。データが必要な特定のユーザーの FUniqueNetId
がわかっている場合は、FUniqueNetId
を指定して GetUserInfo
を呼び出し、そのユーザーのデータだけを取得することができます。
外部ユーザー ID をマッピングする
ほとんどのオンライン サービスでは、表示名またはメール アドレスでユーザーを検索できます。OnlineUser Interface では、QueryUserIdMapping
が表示名またはメール アドレスを受け取り、オンライン サービスを通じて FUniqueNetId
へのマッピングを試みることで、この機能を再現しています。この手順はオンライン サービスの接続を行うため、非同期であり、完了時に FOnQueryUserMappingComplete
を呼び出します。ほとんどの情報リクエストとは異なり、この関数はキャッシュを更新しません。代わりに、操作が正常に行われた場合、デリゲートのペイロードには検索した既知の表示名またはメール アドレスと、オンライン サービスで検出された結果の FUniqueNetId
が含まれます。