nDisplay でのステレオスコピック レンダリング

nDisplay で立体的な画像をレンダリングするためのオプションを紹介します。

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ディスプレイ スクリーンやプロジェクション機器で Unreal Engine の仮想ワールドを立体的なビューとしてレンダリングする必要がある場合、nDisplay を使用して左右両目用の画像を生成することができます。それらを生成するために用いられる主な方法には、ステレオスコピック レンダリングと、ステレオ オフセットを使用したモノスコピック レンダリングの 2 つがあります。

ステレオスコピック レンダリング

ステレオスコピック レンダリングでは、nDisplay のクラスタ ノードごとに右目と左目の両方の画像を生成し、立体的な画像に適した標準形式を選択して出力画像をエンコードします。その場合は、nDisplay が作成した立体画像を解釈して適切にルーティングするように、グラフィック カードやディスプレイ ドライバ、ハードウェアを設定する必要があります。

ステレオスコピック レンダリングを有効にする

次の手順で、ステレオスコピック レンダリングを有効にします。

  1. コンフィギュレーション ファイルに左右の目の瞳孔間距離を定義する必要があります。そのためには、eye_dist 設定を カメラ のコンフュギュレーション セクションに追加し、値として両目の間の距離をメートル単位で設定します。

    例:

    [camera] id=camera_static loc="X=0.Y=0,Z=1.7" tracker_id=VRPNTracking tracker_ch=0 eye_dist=0.068

    ディスプレイ ハードウェアで画像が正しく表示されるように左目と右目の画像を反転させる必要がある場合は、eye_swap=true を含めることもできます。

  2. nDisplay Launcher アプリケーションから nDisplay ネットワークを起動する前に、[Render mode (レンダリング モード)] 設定でいずれかのステレオスコピック レンダリング モードを選択します。

    Render mode setting

    使用可能な設定の詳細については、次の「ステレオスコピック レンダリングの形式 」セクションを参照してください。

ステレオスコピック レンダリングの形式

nDisplay では、次の標準的な形式のいずれでもステレオスコピック画像をレンダリングすることができます。

レンダリング モード

説明

Frame sequential

このモードは、エンジンのメイン ループのフレームごとに一連のステレオ ペアを生成します。たとえば、まず初めにフレーム 1 の左目ビューをレンダリングし、次にフレーム 1 の右目ビュー、次にフレーム 2 の左目、その次にフレーム 2 の右目、そしてフレーム 3 の左目、のようにレンダリングします。多くの場合、このオプションではステレオスコピック レンダリングに特化したサポートが可能な GPU が必要です。

この形式は OpenGL で クワッド バッファ として知られています。

Side by side

このモードでは、エンジンのメイン ループのフレームごとに生成される画像が 2 つに分割されます。画像の左半分には左目の位置からのビューが含まれ、画像の右半分には右目の位置からのビューが含まれます。このモードには 2 つの利点があります。まず、画像ごとのレンダリングの時間が短くなるため、より高いフレーム レートを生成できます。次に、使用する GPU に制約がありません。また一方で、画像の品質が低下するという欠点もあります。

Top-bottom

このモードは、上述の Side by side オプションとほぼ同じです。唯一の違いは各フレームの画像が垂直方向ではなく、水平方向に二分割されることです。画像の上半分には左目からのビューが表示され、下半分には右目からのものが表示されます。

ステレオ オフセットを使用したモノスコピック レンダリング

この方法は、1 つのビューポートで左目の視点からのシーンのモノスコピック ビューをレンダリングし、もう 1 つのビューポートで右目の視点からのシーンの異なるモノスコピック ビューをレンダリングします。これらのビューポートは同じコンピュータ上に置くことも、完全に異なるコンピュータ上に置くこともできます。

これを機能させるには、2 つの異なる カメラ セクションをコンフィギュレーション ファイルに左目用と右目用として設定する必要があります。

  • eye_dist 設定の値はどちらのセクションも同じ値を指定します。これにより、ステレオスコピック レンダリングに必要な瞳孔間距離が設定されます。

  • force_offset 設定の値をセクションごとに異なる値に設定します。左目は「-1」に、右目は「1」にします。この設定により、レンダリングの視点がカメラ位置から瞳孔間距離の半分と等しい位置にオフセットされます。

  • また、それぞれの カメラ セクションが異なるビューポートでレンダリングされていることを確認する必要があります。

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