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コンソールコマンド

ドキュメントの概要 : 様々なゲームおよびエディタのコンソールコマンド (コンソールで入力するコマンド) の説明。

ドキュメントの変更ログ : 移行済み; 逐次改訂

概要

コンソールコマンドは、ゲームまたはエディタから実行可能な文字列ベースのコマンドです。 exec コマンド としても知られています。

コンソールコマンドを利用するには、 Tab (または ~) キーを押してコンソールを表示して、コマンドをキーボード入力してください。コンソールコマンドは、ゲーム内から、エディタ内から、または、ゲームが -server スイッチを使って開始された場合はサーバーコンソールから実行されます。これらのコマンドには、エンジンのリセットから特定のアクタの変数の設定までのように多様な機能があります。

コマンドの一覧はシステムディレクトリ中のテキストファイル内にも格納され、コンソールで =exec ファイル名 = と入力すると実行されます。

コマンド一覧

エンジンがサポートしているコンソールコマンドの一覧を以下に挙げます。

一般的用途

  • CANCEL - 現在、実行しようとしている接続のキャンセルをエンジンに指示します
  • DISCONNECT - 現在のゲーム / サーバからクライアントの接続を切断します
  • EXIT - シャットダウンとアプリケーションのクローズをエンジンに指示します
  • MAP - START の別名です
  • OPEN – 追加 パラメータ を含め、直後に指定する文字列を名前とするマップのオープンをエンジンに指示します TRAVEL_Partial を使用します。
  • QUIT - EXIT と同様です
  • RECONNECT - 現在のゲーム / サーバに対してクライアントを再接続します
  • SERVERTRAVEL - 直後に指定する文字列の名前 / アドレスのサーバーにクライアントを送ります
  • START - OPEN と同じですが、TRAVEL_Partial では無く、TRAVEL_Absolute を実行する点が異なります

デバッグギング

  • BUGIT - 現在表示されているもののスクリーンショット (.bmp形式)をとり、プレイヤーがどこにたっているいかの座標情報を与えるログ (.txt形式)を作成します。 両方のファイルは、ゲームプロジェクトのScreenshots ディレクトリにあります。
  • BUGITGO - プレイヤーをゴーストモードにし、BUGIT コマンドを実行時、スクリーンショットが取られたまったく同じ場所にプレイヤーを配置します。
  • CONFIGHASH - 設定情報を表示します
  • DEBUG - 以下の指定パラメータと共に数多くのエラーをシミュレートするために利用されます
    • CRASH - 致命的なクラッシュのシミュレートをエンジンに指示します
    • EATMEM - 利用可能な全メモリ消費のシミュレートをエンジンに指示します
    • GPF - 一般保護違反のシミュレートをエンジンに指示します
    • RECURSE - 暴走した再起呼び出しやループのシミュレートをエンジンに指示します
    • RENDERCRASH - エンジンに、レンダースレッド上の致命的なクラッシュをシミュレートするように命じます。
    • SLEEP - 数秒の間スリープします
  • DIR - 使用したディレクトリおよびファイルをすべて表示します
  • DUMPCACHE - キャッシュ内のオブジェクトとそのキャッシュの属性を表示します
  • DUMPNATIVES - すべての native(ネイティブ) 関数を表示します
  • FLUSH - すべてのエンジンキャッシュの消去をエンジンに指示します
  • LISTTHREADS – どのスレッドがどのコードで実行されているかに関する多くの情報を表示します
  • LISTSPAWNEDACTORS - いくつかの情報でのpersistent レベルにある動的アクタすべてをリストします。また、MEMLEAKCHECKにより非明示的に呼び出されます。
  • LOGLOC - BUGIT と似ていますが、追加のオーバーヘッド (スクリーンショット、ファイルへの書き出し、UC 処理など) がありません。?fixedplayerstart URL パラメータ との組み合わせが役に立ちます。
  • NAMECOUNT - 登録済みの名前の数を返します
  • OBJ - 以下のパラメータと組み合わせて利用します
    • CLASSES - ロード済みのすべてのクラスの一覧を表示します
    • DEPENDENCIES - 文字列パラメータで渡される特定のパッケージにおける依存関係の一覧を表示します
      • PACKAGE=
    • DUMP - 指定したオブジェクトに関するすべての変数の値をダンプします、指定したカテゴリの非表示 (hide) または表示 (show) をサポートします(hide=movement,collision)
      • [class] - 名前の指定 または CLASS= または NAME=
      • HIDE=
      • SHOW= - カンマで区切ったリスト
    • GARBAGE - ガーベージコレクションの実行を強制します
    • HASH - ハッシュを持つオブジェクトの数を表示します
    • LINKERS - GObjLoader を反復実行し、それらのリンカに関する情報を表示します
    • LIST - クラスの、パッケージからの、またはパッケージ内部のオブジェクトの一覧を表示します。以下のパラメータは任意の組み合わせで指定することができます
      • CLASS= - 文字列値は、検索するオブジェクトのクラスです
      • INSIDE= - 文字列値は、オブジェクト内部で閲覧するパッケージ名です
      • PACKAGE= - 文字列値は、パッケージの外部を持つオブジェクトをリストするためのパッケージの名前です。
      • output
        • count:インスタンスの数。
        • numbytes:シリアライゼーションおよびクラスサイズにより決定されたサイズ。
        • maxbytes:上記と同じですがTArray スラックも考慮にいれてください。
        • resbytes:リソースの最大サイズ(テクスチャ、サウンド、アニメーションなど)。
    • MARK - すべてのオブジェクトについての反復実行とマーク済フラグの設定をエンジンに指示します
    • MARKCHECK - マークされていないオブジェクトの一覧を表示します
    • REFMAP - 指定クラスの参照マップを表示します
      • [class] - 名前の指定 または CLASS= または NAME=
      • DEPTH= - 任意指定の深度 (depth)
    • REFS - オブジェクトのクラスおよび名前を特定する二つのパラメータを取り出し、次いで、それを参照しているすべてのオブジェクトを表示します(注意 :=OBJ REFS= は、多くのスタックを使用するので、これを使おうとして妙なクラッシュが起きる場合は、スタック サイズを大幅に増やしてみてください。PC の場合は、これは Linker -> Visual Studio プロジェクトの System セクション、 Unreal Enging 3 のコンパイラ設定 にあります。)
      • CLASS=
      • NAME=
    • VFHASH - 個別オブジェクトの VfHash テーブル内にいくつのハッシュがあるかを一覧表示します
  • REPORT - 現在のゲームについての簡単なレポートを印刷します
  • RESETPROFILE - 内部の状態 (stat) カウンタ変数 (ticks, calls および cycles) をリセットします
  • SUPPRESS [tag] - ログメッセージを非表示にします
  • UNSUPPRESS [tag] - ログメッセージが表示されるようにします
  • TOGGLEDEBUGCAMERA - 実行時にメッシュを選択して目の前に来るものを確認する場合に使用します
  • TOGGLEONSCREENDEBUGMESSAGEDISPLAY - 画面メッセージを非表示にします
  • TOGGLEONSCREENDEBUGMESSAGESYSTEM - 画面のすべてのデバッグメッセージの表示を切り替えます
  • TOGGLEONSCREENDEBUGMESSAGEDISPLAY - 画面のデバッグメッセージの表示を切り替えます

メモリおよびパフォーマンス

  • MEM - 確保済みのメモリの情報を表示します
  • MEMLEAKCHECK - LISTSPAWNEDACTORSを非明示的に呼び出します。
  • MEMSTAT - メモリ使用情報を表示します
  • STAT - 統計値表示のトグルをオン / オフするために以下のパラメータを組み合わせて使用されます(詳細は、 STATS (統計) を参照してください)
    • ANIM - アニメーションの統計値表示のトグルをオン / オフします
    • AsyncIO
    • AUDIO - 音声の統計値表示のトグルをオン / オフします
    • Canvas
    • CharacterLighting
    • Collision
    • D3D10RHI
    • D3D9RHI
    • Decals
    • Engine
    • FaceFX
    • Fluids
    • FPS - 一秒毎のフレーム数の表示のトグルをオン / オフします
    • FPSChart
    • GAME - ゲームの統計値表示のトグルをオン / オフします
    • Levels
    • Memory
    • MemoryChurn
    • NET - (インター) ネット (作業) の統計値表示のトグルをオン / オフします
    • NONE - すべての統計値表示のトグルをオフします
    • Object
    • Octree
    • Particles
      • BeamParticles
      • MeshParticles
      • TrailParticles
    • Pathfinding
    • Physics
      • PhysicsCloth
      • PhysicsFields
      • PhysicsFluid
    • SceneRendering
    • SceneUpdate
    • ShaderCompiling
    • StatSystem
    • Streaming
    • Threading
    • UI
    • Unit

表示

  • BRIGHTNESS - 画面の明るさを修正します。明るさを設定するパラメータ値を指定しますが、明るさを増す '+' のパラメータも指定できます。パラメータが渡されない場合は、明るさは 0.5 に設定されます。
  • CONTRAST - BRIGHTNESS と同様な動作を行いますが、コントラストレベルだけに作用します
  • ENDFULLSCREEN - フルスクリーンモードを終了します
  • GAMMA - BRIGHTNESS と同様な動作を行いますが、ガンマレベルだけに作用します
  • GETCOLORDEPTHS - 32 をリターンします
  • GETCURRENTCOLORDEPTH - 色の深度をリターンします
  • GETCURRENTRENDERDEVICE - 現在のレンダリングデバイスをリターンします
  • GETCURRENTRES - 現在の解像度をリターンします
  • ISFULLSCREEN - true または false をリターンします
  • SETRES [高さ]x[幅]x[深度][w|f] - 解像度を変更します (w = ウィンドウ表示 ; f = フルスクリーン) 例: 800x600x32f
  • SUPPORTEDRESOLUTION - 指定したモードがサポートされていれば 1 をリターンします (すべてのパラメータが必要です)
    • BITDEPTH=
    • HEIGHT=
    • WIDTH=
  • TEMPSETRES - setres と同様ですが、変更は保存されません
  • TOGGLEFULLSCREEN - フルスクリーンをトグルします

レンダリング

  • CINEMATICS - シネマティックスモード (上下の黒い余白) をトグルします
  • CINEMATICSRATIO [数値] - 上下の黒い余白のサイズを設定します
  • D3DRESOURCES - d3d リソースの概要を表示します
    • ALL - より詳細な情報を表示します
  • DUMPRESOURCEHASH - D3D リソースハッシュテーブルをダンプします
  • FIRSTCOLOREDMIP [数値] - 初期のカラードミップを設定します。値指定の無い場合は255を設定します (D3D)
  • FIXEDFPS [数値] - FPS の固定を設定します
  • FIXEDVISIBILITY - ビジビリティの固定をトグルします、ビジビリティを固定すると、動き回っている時もビジビリティは更新されません
  • FOV – シーンの希望の FOV (フィールドのビュー) を度数で設定します (ExampleGame でのデフォルトは 90 度)
  • HIDEACTORS - すべてのアクタを非表示にします
  • NEARCLIP [数値] - ニアクリッピングプレーンを設定します
  • REND - 様々な項目をレンダリングします (クライアントのみ対象)
    • BLEND
    • BONE
    • BOUND
    • COLLISION
    • DEFAULT
    • NORMALS
    • RESET
    • SKIN
  • RENDEREMULATE - エミュレーションのレンダリング
    • GF1
    • GF2
    • XBOX
  • RMODE [数値] - レンダリングモードを設定します
  • SHOW - 様々な項目の表示をトグルします (クライアントのみ対象)
    • ACTORINFO
    • ACTORS
    • BSP
    • COLLISION
    • CORONAS
    • FALLBACKMATERIALS
    • FLUID
    • FOG
    • PARTICLES
    • PERFORMANCECOLORATION
    • RADII
    • SKY
    • STATICMESHES
    • TERRAIN
    • VOLUMES
  • SHOWACTORS - すべてのアクタを表示します
  • SHOWALL - すべてのアクタを表示します (bhidden を false に設定します)
  • TEXSTATS - テクスチャの状態をダンプします
  • TOGGLEREFRAST - ソフトウェアラスタライザをトグルします

テクスチャ ミップマップ フェーディング

  • TOGGLEMIPFADE - すべてのテクスチャのフェードオン/オフ をトグルします。
  • PAUSERENDERCLOCK - テクスチャフェーディングにより使われているレンダースレッド クロックを一時停止/一時停止解除します。一時停止をすることでフェーディングをフリーズします。ストリームされる新しいテクスチャすべてはより低い解像度になります(フェードインではなく)。次にミップマップフェードをトグルするか、一時停止を解除してクロックの違い(パフォーマンスを見る)を見ることができます。

物理

サウンド

  • AUDIO FLUSH TRUE - すべてのサウンドバッファを消去します
  • CHECKSOUNDPLAYING - サウンドが再生中の場合は 1 を、それ以外の場合は 0 をリターンします
  • GETDURATION [ハンドル] - 指定された [handle] のサウンドの繰り返し数をリターンします
  • PAUSESOUNDS - すべてのサウンドソースに対してポーズフラグの設定を繰り返します
  • ROLLOFF - サウンド RollOff(ロールオフ) 値を文字列パラメータの値に設定します
  • SETTEMPMUSICVOLUME - 音楽の音量を設定します (保存はしません)
  • SOUND_REBOOT - サウンドドライバを再起動します
  • STOPSOUNDS - すべての非ストリーミングサウンドを停止します
  • UNPAUSESOUNDS - すべてのサウンドソースに対してポーズフラグの設定解除を繰り返します
  • WEAPONRADIUS - 文字列パラメータの値で既定のサウンド半径を設定します

ネットワーキング

  • CRACKURL - マップ / ゲーム用にエンジンに渡されたURLを分析し、すべてのパラメータを表示します
  • GETCURRENTTICKRATE - 現在のチックレートを表示します
  • GETLOSS - 現在のパケット損失
  • GETMAXTICKRATE - 指定可能なチックレートの最大値を表示します
  • GETPING - 現在の ping を取得します
  • INJECT [cmd] - サーバに対して [cmd] を投入します、 [cmd] は特別な意味を持ちます
  • NETSPEED - ネットスピードを設定します

キャプチャーおよびデモレコーディング

より詳細な情報は デモレコ-ディング ドキュメントにあります。

  • DEMOPLAY - デモを再生します
  • DEMOREC - デモを記録します
  • DEMOSTOP - デモのプレイバック/レコーディングを中止します。
  • SHOT - スクリーンショットを生成します

Gameplay

  • SAVEGAME - 現在のゲームの状態のセーブをエンジンに指示します。 詳細情報は SavingAndLoadingGames? (ゲームのセーブおよびロード) を参照してください。
  • SAY - GUI サーバのみ

ユーザー インターフェース

  • TOGGLEDEBUGINPUT [true/false] - デバッグ情報を表示します (次に CTRL-ALT-D を次に押すと情報の表示/非表示を切り替え、その次に CTRL-F を押すと、フォーカスを受けているウィジェットの表示/非表示を切り替えます)。

その他

  • GET [クラス] [プロパティ] - クラス、プロパティの既定値をリターンします
  • GETALL [クラス] [プロパティ] - インスタンスを作成されたすべてのクラスに対する値のプロパティをリターンします
  • GETSYSTEMLANGUAGE - システム言語をリターンします
  • GSPYLITE - GameSpy Lite 実行モジュールの実行をエンジンに指示します
  • GTIME - GTime の 値を表示します。
  • POKE [クラス] [オブジェクト] [プロパティ] [数値] - クラスプロパティを書き込みます
  • PREFERENCES - 設定ウィンドウを表示します
  • RELAUNCH - エンジンを消去して実行モジュールを再起動します
  • SET - このコマンドは最も強力なものの一つです。パラメータの最初の文字列をクラス名、2 番目の文字列を変数名、 3 番目の文字列を値として認識します。対象クラス (サブクラスを含む) の全てのオブジェクトの指定された変数が指定された値に設定されます。例えば、 "set Pawn CollisionRadius 200" の指定では、全ての Pawn(ポーン) の衝突半径を 200 にします。 (より詳細については PawnTricksAndTips?(ポーントリックとチップス) を参照してください). v3323 の set コマンドはオンライン利用時には機能を制限しています、これは、不正行為を制限するためです。
  • SETMOUSE x y - X,Y にマウスを位置づけます
  • TTS [text] - Text To Speech エンジンに [テキスト] を渡します