アクタ ブラウザの参照

ドキュメントの概要: Unreal エディタの Actor Class Browser ブラウザの参照。

ドキュメントの変更ログ: Jason Lentz (Demiurge Studios^?) により作成。 Richard Nalezynski^? により管理。

はじめに

Actor Class ブラウザでは、Unreal Engine ビルド内で使用可能なアクタを確認することができます。アクタは UnrealScript^? クラス (ときには native の C++ コードも使用して) から、属性、振る舞いおよび状態を定義するロジックに基づいて作成されます。これらのアクタはレベル内で頻繁に使用されます。ワールド レベルに存在するものは、ライト、静的メッシュおよび Pawn (ポーン) を含めてほぼすべてアクタです。

Actor Class ブラウザを開く

Actor Class ブラウザの概要

ブラウザのレイアウト

1. - メニュー バー
2. - ツール バー
3. - アクタツリー
4. - 現在のクラス
5. - ロードされているクラス

メニュー バー

ファイル

• Open Package (パッケージを開く) - ここから、コンパイルされた UnrealScript^? コード (.u パッケージ) を開くことができます。
• Export All Scripts (すべてのスクリプトをエクスポート) - このオプションは、すべてのクラスを UnrealScript^? クラスの .uc ファイルにエクスポートし、後からリビルドできるようにします。

ツール バー

• Use Actor as parent? (「Actor」を親として使用？) - このトグルがチェックされていると、下に表示されるアクタ ツリーは ｢アクタ｣ が最高レベルになります。もしチェックされていないと、｢オブジェクト｣ が最高レベルに使われます｡

• Placeable classes only? (配置可能なクラスのみ？) - このトグルをチェックすると、下に配置可能なクラスを持たない配置可能でないクラスはすべて、アクタ ツリーから刈り込まれます｡配置可能なアクタは、アクタ ツリー内で太字で表示されます｡

Actor Tree (アクタ ツリー)

アクタ ツリーには、利用可能なアクタがすべて表示されています｡ワールドにアクタを配置するには、アクタ ツリーでこれを選択し、配置したいビューポートの内のひとつの中で右クリックします｡右クリックした際に表示されるメニューの上部がオプションです：[選択したアクタをここに追加] （Add Selected Actor Here）。

アクタの内のいくつかは太字で表示されています｡配置できるのはこの太字のアクタのみで、その他はクラスの構造を表すものとして表示されているだけです｡アクタ ツリー（木）のブランチ（枝）を拡張するには、アクタの隣にあるボックス内のプラスの記号をクリックすると、ツリー上で下にあるすべてのアクタが表示されます｡アクタ ツリーのブランチを引っ込めるには、アクタの隣にあるボックス内のマイナス記号をクリックすると、ツリー上でその下にあるすべてのアクタが隠れます｡

Current Class (現在のクラス)

コードで選択したアクタの位置を表示します｡例えば、 PointLight アクタは PointLight^? 内に位置しています｡

Loaded Classes (ロードされたクラス)

現在ロードされているすべてのクラスを表示します｡