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Unreal Tournament 3 のサーバー管理

ドキュメント概要: 3 世代目の Unreal Tournament ゲーム用のサーバー管理の決定的なガイド。

ドキュメントの変更ログ: Richard Nalezynski? により作成。

はじめに

専用の Unreal Tournament サーバーを運営することは、楽しく、実りのある経験となります。人によっては、フルタイムの仕事となります。Unreal のコミュニティを常に活気付いたものとするためにサーバーの運営を手伝ってください。

このドキュメントは、関心のあるサーバー管理者が、サーバーを首尾よく運営するのに必要な情報を得ることができるために作成されています。

詳細な情報は、Unreal Tournament 3 の公式 Epic フォーラムを参照してください: http://forums.epicgames.com/forumdisplay.php?f=20

専用サーバーの運営

PC 用サーバー

UT3 server <map name?options?etc> <-login> <-password>

server は専用サーバー モードで起動するのに必要とされます。この後の最初の引数は、マップ名でなければいけません。

map name には、サーバーで起動させたいマップ名を入力します (例: "UT3Demo server DM-Heatray -login -password" は、デフォルト設定で DM-Heatray で専用サーバーを起動します)。

-login= コマンドラインから専用サーバーを起動するには、有効な GameSpy? ログインを示さなければいけません。これらは、ゲーム内でタイトル画面の “Create Profile (プロフィール作成)” で作成することができます。これらのオプションは、あらゆる ?options の後のコマンドラインの最後になければいけません。

-password= ログインにマッチするパスワードも示されなければいけません。これらは、ゲーム内でタイトル画面の “Create Profile (プロフィール作成)” で作成することができます。これらのオプションは、あらゆる ?options の後のコマンドラインの最後になければいけません。

?numplay=x ゲーム内の AI ボットの数です。これらのボットは、人間のプレイヤーがゲームに参加するごとにゲームから離れ、プレイヤーがゲームを離れるとその代わりに参加します。

?maxplayers=x ゲーム内の人間、または AI プレイヤーの数です。これは、サーバー ブラウザに反映される数です。

?timelimit=x サーバーが次のマップに移るまでに経過しなければいけない時間を決定します。この時間制限の前にどちらかのチームが勝利しても、マップは移ります。

?goalscore=x サーバーの移動をトリガするのに必要な「スコア」の数を決定します。CTF では、これはフラグのキャプチャとなります。DM/TDM では、個人、またはチームごとのキル数になります。

?botskill=x AI ボットのスキル レベルです。7 が一番難易度が高く、0 から 7 まであります。

?minnetplayers=x マッチが開始するのに必要な人間プレイヤーの最低数です。

?game=UTGame.UTTeamGame DM マップを強制的に TDM マッチにします。

?forcerespawn=x 倒されたプレイヤーの即座のリスポーンを強制します。オフにするには 0 で、オンにするには 1 です。

?vsbots=x 強制的にすべての人間が 1 つのチームにし、すべてのボットをもう 1 つのチームにします。さらに、ボットが人間の数を上回るかどうかを決定します。1.0 は AI ボットと人間の数が等しく、1.5 はボットが人間を 50% 上回り、2.0 はボットが人間を 100% 上回ることを意味します。

?bUsesStats=x サーバーで取得した統計がランキングに反映されるかどうかを決定します。True の場合はされ、False の場合はされません。

例:

ut3 server DM-Deck?numplay=8?maxplayers=8?timelimit=20?goalscore=40?botskill=3 -login=FakeUser -password=FakePassword

この設定は、8 人プレイヤーの DM-Heatray free-for-all (フリー フォー オール) を開始します。プレイヤーが参加するまで、中ぐらいの難易度の 8 つのボットがいます。サーバーには FakeUser として表示されます。

PS3 用サーバー

最近の PS3 パッチ (本日リリース) のリリースに伴って、PS3 クライアント用の PC 専用サーバーがあります。これは、PS3 クライアント用のみで、PC vs PS3 プレイをサポートするわけではありません (ゲームのレーティングの違いによるからです)。

説明:

まずは、専用サーバーをインストールします (デフォルトのインストール ディレクトリは、PC 専用サーバーと同じなので、PC 専用サーバーがインストールされている場合は、ディレクトリを変更するのが良いでしょう)。

このサーバーは PS3 GameSpy? 名前空間で実行するので、PS3 名前空間 GameSpy? アカウントを作成する必要があります。PC GameSpy? アカウントと同じユーザー名でもかまいませんが、アカウントは別物となります。これをするには、CreateAccount.bat ファイルを実行します。

CreateAccount.bat MyUserName MyPassword MyEmailAddr

コマンドラインから、以下を実行します。

utgame server <map?option?option> -seekfreeloading -login=MyUserName -password=MyEmailAddr

もちろん、マップ、オプション、GameSpy 情報も通常通り設定してください。これは、ut3.exe _ではなく_、utgame.exe であり、-seekfreeloading オプションが_必要である_ことに注意してください。

これで、サーバーが (MyUserName? として) PS3 サーバー ブラウザに表示されます。

備考: パッケージ ダウンロードはうまくいかないので、これは実際に出荷されたマップ、ミューテーターなどのためのみです。PS3 と PC のためにクックされたマップ/MOD の間には、おそらく多くの非互換性があるでしょう。PS3 では MOD を手動でインストールしなければいけませんが、そうするとパスワードをサーバーにかけるので、この問題に接続する PS3 クライアントはあまりないでしょう。PS3 のために MOD を PC DS に追加することは、操作としてサポートされていません。

Admin (管理者) コマンド

これらのコマンドは、サーバー オペレータがサーバーをリモートで管理することを可能にします。サーバーに一度ログインすると、管理者は問題となるプレイヤーをキックしたり、禁止したりすることができます。

?AdminPassword=<password>: サーバーを起動するには、コマンドライン引数の最後に付け足します。

例:

ut3 server DM-Deck?numplay=8?maxplayers=8?timelimit=20?goalsc ore=40?botskill=3?AdminPassword=FakeAdminPW -login=FakeUser -password=FakePassword

プレイヤーがサーバーにログインすると、_~_ (波形ダッシュ) キーで Console を開き、以下をタイプすることで、Admin コマンドにアクセスすることができます。

AdminLogin <password>

例:

AdminLogin FakeAdminPW

Admin モードからログアウトするには、Console を開いて以下をタイプします。

AdminLogout <password>

例:

AdminLogout FakeAdminPW

サーバーで Admin であるときに、プレイヤーをキックするには、以下をタイプします。

Adminkick <playername>

例:

Adminkick AnnoyingPlayer

サーバーで Admin であるときに、プレイヤーをキックして、禁止するには、以下をタイプします。

Adminkickban <playername>

例:

Adminkickban OffensivePlayer

禁止されたプレイヤーの制限を解くことは、サーバーの utgame.ini ファイルを変更することにより行うことができます。これは、デフォルトで以下の場所に格納されています。

C:\Documents and Settings\<Windows User Name>\My Documents\My Games\Unreal Tournament 3 Demo\UTGame\Config.

Admin であるときに、サーバーがプレイしているマップを変更するには、以下をタイプします。

Adminchangemap <mapname>

例:

Adminchangemap DM-Deck

目標と制限時間は、サーバーを起動させたときのコマンドラインに使用された引数から維持されることに留意してください。これは、ゲームタイプを切り替えた際に、3 の VCTF スコア制限が、3 のキル制限に変換されてしまうという問題につながります。しかしながら、サーバーを起動する際に、これらの制限を空白にすることで、ゲームタイプのデフォルトを使用するようになります。これで、このコマンドを使用してのゲームタイプの切り替えが柔軟になります。

ウェブの管理者

別のウェブ管理アプリケーションが作成されました。これは、コア ゲーム パッチとは別で、、この重要な機能により速いイテレーションとアップデートを可能にします。

最新のウェブ管理パッチは、以下からダウンロードできます: http://www.epicgames.com/download/WebAdminPatch.zip

備考: 最新のパッチがインストールされていることを確認してください。

インストールは、以下のステップに従ってください。 1. WebAdminPatch?.zip アーカイブのコンテンツを UT3 サーバー インストールのルート フォルダに解凍します。アーカイブ ファイルに含まれているフォルダの構造をそのままにするようにしてください。

2. サーバーを起動します。これは、/UTGame/Config/ フォルダ: UTWeb.ini に新しい設定ファイルを作成します。

3. サーバーをシャットダウンします。

4. /UTGame/Config/UTWeb.ini をテキスト エディタで開きます。

5. 以下の変更をファイルに行います。ウェブサーバー ポートを好きなものに設定します (デフォルトは 80)。

    [UWeb.WebServer]
    ListenPort=80
    bEnabled=true

6. このファイルを保存し、UT3 サーバーを再起動します。これは、/UTGame/Config/ フォルダ: UTWebAdmin?.ini に新しい設定ファイルを作成します。

7. サーバーをシャットダウンします。

8. /UTGame/Config/UTWebAdmin.ini をテキスト エディタで開きます。

9. 以下の任意の変更をファイルに加えます。

    [WebAdmin.WebAdmin]
    bHttpAuth=true

    [WebAdmin.BasicWebAdminAuth]
    RequireUsername=Admin

bHttpAuth を True に設定する必要はありません。False のままにすると、フォームにログができ、認証情報 (1 ヶ月の間) を覚える機能が使用できます。bHttpAuth を True に設定した状態で、ウェブ管理者は、ベーシックな HTTP 認証 (以前のバージョンの webadmin のような) を使用します。

RequireUsername? 設定も任意であり、これが空白のままの場合、どのようなユーザー名も受け入れられます。これによって、複数の管理者が、異なる名前を使用してサーバーにログインできます。ログイン名は、チャットの際のニックネームとしても使用されます。

10. ファイルを保存し、UT3 サーバーを再起動します。

11. ウェブ ブラウザを開いて、自分のサーバー IP アドレスにポイントすることにより、Web Admin 機能をテストします。デフォルト ポートを変更した場合は、ポートを URL で指定してください。

12. 以下の情報を使用してログインします。 - username (ユーザー名): Admin - password (パスワード): [YourServerAdminPassword]

ベンチマーク

デモ

完全なゲームとは異なり、デモはデモ レコーディング機能を含んでいません。しかし、Unreal Tournament 3 のほとんどのマップは、静的ジオメトリの GPU パフォーマンスをベンチマークするのに使用されるフライバイを持っているので、ベンチマークが不可能というわけではありません。これは、武器エフェクトや AI オーバーヘッドがないということですが、少なくとも足しにはなります。

以下は、この目的に使用するコマンドラインです。

MAPNAME?causeevent=FlyThrough?quickstart=1?nocusto mchars=1?numplay=0 -seconds=300 -unattended -novsync -fixedseed -CaptureFPSChartInfo=1 -nomoviestartup

外部のキャプチャ アプリケーションを使用したい場合は、"-CaptureFPSChartInfo=1" を削除するのが良いでしょう。デフォルトで、データは My Documents フォルダ内の Stats フォルダに書き込まれます。

さらに、以下のように UTEngine.ini を変更して、=bSmoothFrameRate= を TRUE から FALSE に設定して、フレームレートのスムーズ化/制限化を無効化するのが良いでしょう。

[Engine.GameEngine]
bSmoothFrameRate=TRUE

もう 1 つのベンチマークのかたちは、botmatches をスペクテイター (傍観者) として実行することです。これは、実行間の相違はどちらかというと高いので、より幅広い比較とトレンディングに良いと言えます。とは言うものの、これはボットとプレイするのと同じようにシステムを完全にテストし、武器エフェクト、プレイヤー モデルなどで GPU に負担をかけます。

以下は、この目的に使用するコマンドラインです。

MAPNAME?numplay=12?timelimit=5?automatedperftestin g=1 -unattended -novsync -fixedseed -CaptureFPSChartInfo=1 -nomoviestartup

ベンチマークの結果は、以下の場所にレベルごとの HTML ページの形式で、新しい実行が一番上にくるかたちで格納されます。

My Documents\My Games\Unreal Tournament 3 Demo\UTGame\Stats