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UnrealEd でパッケージを保存する手順

ドキュメントの概要: Unreal エディタでパッケージを保存する手順の概説。

ドキュメントの変更ログ: Matt Kuhlenschmidt により作成。

概要

パッケージを保存するときには 2 つのダイアログが現れます。これらのダイアログを使うことで、エディタにおけるパッケージ保存を簡単に制御できます。このドキュメントではダイアログが表示される順番に説明します。

注意: 保存時に現れるダイアログは、ユーザーが選択する保存オプションによって異なります。保存オプションのリストは、UnrealEd ユーザーガイド を参照してください。

Save Packages ダイアログ

SaveDialog.PNG

  • これは、保存を実行すると最初に現れるダイアログで、保存するパッケージを確認するマスターダイアログです。
    • [Save Selected] (選択した項目を保存) は、選択されているすべてのパッケージの保存を試みます。
    • [Don't Save] (保存しない) は、パッケージを保存せず、エディタは [Save] (保存) を押す前の状態に戻ります。
    • [Cancel] (キャンセル) は、パッケージを保存せず、エディタは保存の前に行っていた作業を中止します。例えば、エディタが閉じていた場合、[Save Selected] または [Don't Save] をクリックするとエディタは閉じられますが、[Cancel] をクリックした場合はエディタを閉じる処理が取り消されます。

注意: ディスクにまだ保存されていない新しいパッケージの場合は、保存プロセス時に [Save As] (名前を付けて保存) ダイアログが表示され、ユーザーにファイル名の指定を求めます。

Checkout Packages ダイアログ

CheckoutDlg.PNG

  • これは、保存を実行すると 2 番目に現れるダイアログで、ソースコントロールが有効に設定されていない場合、またはパッケージを保存するためにソースコントロールからチェックアウトする必要がない場合には現れません。さらに、このダイアログに表示されるのは読取り専用ファイルだけです。ソースコントロールの詳細は、ソース管理の統合 ページを参照してください。
    • [Check Out Selected] (選択項目をチェックアウト) は、選択されているパッケージをすべてチェックアウトします。グレー表示のパッケージは、別のユーザーがチェックアウトしてロックしているため、チェックアウトできないパッケージです。パッケージは一度にひとりのユーザーしかチェックアウトできません。
    • [Make Writable] (書込み可能にする) は、選択したパッケージを書込み可能にします。グレー表示のパッケージも書込み可能にできます。名前の横にあるチェックボックスをクリックするだけです。グレーのパッケージには「四角い」アイコンが現れ、これは、[Check Out Selected] (選択項目をチェックアウト) をクリックすると、選択したパッケージが無視されることを意味します。ソースコントロールのプロバイダが、チェックアウトされていないファイルを読み取り専用にしてる場合には、このオプションの使用は通常推奨されていません。ユーザーがファイルに変更を加えても、プロバイダは気が付かないからです。ソースコントロールからチェックアウトされていないファイルを書込み可能にする場合には、このボタンを使うときに警告が表示されます。
    • [Cancel] チェックアウト処理を取り消しますが、保存するためにチェックアウトする必要がないパッケージは保存します。